検索上位を独占するSEOオリジナルキーワードの作成法を解説!!

検索上位を独占するSEOオリジナルキーワードの作成法を解説!!

皆さんもよく御存知の通り、SEOの世界はとても熾烈な競争社会になりました。

一般的に検索されるキーワードで検索上位を狙うのはとても難しく、仮に上位表示ができたとしてもGoogleのアルゴリズムアップデートで一気にランクが下げられてしまう可能性もあります。

たとえば今から新しい洗剤を開発したとして、「洗剤 おすすめ」で上位表示を狙うのは控えめに言ってもかなり難しいでしょう。

試しに検索して見て頂ければわかりますが、企業が運営するメディアやAmazonのサイトが上にでてくるので、企業運営であれ個人運営であれ、後発のメディアが入り込んでいくのはなかなか難しそうです。

今回はそんな難しい中で検索上位を独占できる可能性がある方法として、「独自キーワードを創り出す」という方法をご紹介します。

本稿では独自キーワードを作る意義を実際に成功している例と合わせてご紹介します。

独自キーワードがそんなに突飛なワードではないこと、実際に自社製品やサービスに落とし込んでいくためのヒントまでわかるようになっておりますので、是非最後までご覧ください。

SEOにおいて独自キーワードを作ることのメリットとは?

検索された時に上位で表示させるのに一番簡単な方法は何でしょうか。

Webサイトやブログを運営したことがある方ならわかると思いますが、一番簡単な方法は

サイトユニークな名前をつける。

ということです。これをするだけで一定の時間が経過すれば、少なくともその名前で検索すれば一番上に検索されるようになるでしょう。

ユニークという言葉は日本語では、「面白い」というような意味合いで使われることが多いですが、マーケティングやビジネスにおいてユニーク = Uniqueは「唯一の、他にない」といった意味です。

普通はコンテンツの名前は誰でもよく考えてオリジナルの名前をつけますので、大抵の場合は検索すれば上位表示されることになります。

これがいわゆるブランドと言うことになるわけです。ブランド名で検索してそのブランドが上位表示されるのは当たり前ですよね。

ブランドの極端な例としてAppleがあげられますが、こういった一般名詞でここまでの上位を取るのはとても難しいことです。

しかし、たとえば人名を付けて、「やまだたろうのりんご」というサイトを作ってりんごについてのコンテンツを作れば、すぐに「やまだたろうのりんご」とという検索ワードでは上位をとれるようになるわけです。

独自キーワードはサイト名だけじゃない

ここから本題に入って行きます。

サイト名は一番わかり易いブランドです。会社に例えれば社名でしょう。

ですが、独自キーワードはサイト名だけではありません。サイト名から始まるすべてのコンテンツの中に別のブランドが含まれていることが多々あります。

あまり大企業だとイメージがつかないと思いますので、身近な例をご紹介したいと思います。

今をときめくお料理YouTubeチャンネル、「リュウジのバズレシピ」です。

もともと料理研究家であった「リュウジ」さんによるコンテンツ群ですが、ブログ、YouTube、各SNSで活躍されており、最近はテレビでも見かけるようになった人気YouTuberです。

実際にレシピを真似して作るだけでも美味しい料理ができる本質的な機能ももちろん秀逸ですが、リュウジさんが上手なのは「独自キーワード」を上手に入れ込んでいることでもあります。

まず、最初のブランドとして「リュウジのバズレシピ」が挙げられます。

「リュウジ」は個人名ですし、「バズ」、「レシピ」と組み合わせて完全にユニークなブランド名となっています。

間違いなく無名時代でもこの名前で検索すれば検索1位に上がってきたはずです。

ここまでは当たり前で誰でもできることですが、リュウジさんは自らのレシピのシリーズの一つに、

「至高の」

という名前を付けました。

どこかで聞いたことがありますよね。人気漫画「美味しんぼ」で描かれた「究極のメニューVS至高のメニュー」で使われていた言葉です。

リュウジさんはこの「至高」という、ある意味では大昔から使い古されている言葉をうまく取り入れて、ブランド化に成功しました。

なんとGoogle Chromeのシークレットモードで「至高」とだけ調べても、1ページ目の動画の紹介欄で「リュウジのバズレシピ」が表示されます。

「至高 焼きそば」のように実際の料理名まで入れて検索されれば、上位を独占した検索結果が表示されます。

この例を見れば独自キーワードはサイト名だけでもなく、目新しい言葉である必要もなく、上手に取り入れられれば効果が見込めることがご理解いただけるでしょう。

独自キーワードをどう作っていくか。

では実際に独自キーワードをどう作っていくかですが、当然やみくもに「至高」や「究極」をつけたところで簡単に上位表示されるわけもありません。

最初にすべきことは、戦略やアプローチ、コンセプトをユニークに作り上げることで、その出来上がったものに名前をつけてあげることが重要になります。

現代において全く新しい概念やコンセプトの製品やサービスを作るのはほぼ不可能と言っても良い程に難しいのが現実です。

しかしながら、すでに存在しているのにも関わらずブランド化されていない概念やテクニックはまだまだ隠されており、名前を与えてあげることでブランドになる可能性があります。

逆に言えば名前さえ与えてあげればブランドになり得るということでしょう。

先程のリュウジのバズレシピにおける「至高の焼きそば」はとても美味しいレシピで筆者もよく作って食べるのですが、そこまで新しいかと言われればそうでもありません。

オリジナリティとしてはソースにオイスターソース、ウスターソース、白だしを使うくらいで、その他はプロの焼きそばの作り方としては一般的です。よく似たレシピで作っていた人も多いでしょう。

ただ、そこに「至高シリーズ」という名前を与えてあげることによって一気にブランド化し、強力なSEO効果をもったコンテンツに生まれ変わります。

独自キーワードを広げていく

ここまでで独自キーワードの機能や特性、有用性はご理解いただけたかと思います。

そしてここまで、やるだけなら、誰でもできることもご理解いただけたかと思います。

ところが、実際に同じようなことをしていても日の目を見ずに終わる独自キーワードのほうが多いはずです。

独自キーワードをブランドにまで昇華させるためには、そのキーワード自体を広めていく必要があります。

今回例にとっている「リュウジのバズレシピ」もオリジナルドメインのブログやYouTubeはもちろんSNSも精力的に活用されています。

そもそものきっかけが、twitterでレシピを公開してフォロワーと会話することだったそうなので、いきなりYouTubeでヒットしたわけでないこともよくわかります。

現代は様々なチャネル、プラットフォームがありますので、たとえば「至高シリーズ」についての記事を自分のブログ、YouTube、twitter, Instagra,やポッドキャストに掲載しつつ、また第三者のコンテンツのコメント欄に書きに行くような活動も有効でしょう。

その結果として、「至高シリーズにペペロンチーノもあってさあ。」という会話がなされるような認知度になってしまうと、これほどのSEO強度を誇る独自キーワードになるわけです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

独自のコンセプトや戦略、概念を作り名前をつけ、広げていくことでとても強力な独自キーワードになるということをご紹介してまいりました。

もちろん一朝一夕で実現できる内容ではなく、戦略・戦術や行動量、PDCAサイクルの精度などあらゆるビジネス力が問われるはずです。

ですが、一般的なキーワードをSEOテクニックで上位表示を狙うことや、「ずらしキーワード」と呼ばれる少し違う方面からのアプローチで流入を狙うだけの戦略がどんどん難しくなってきているのも事実。

独自キーワードはその名の通り独自の言葉なので、そのコンテンツ自体が繁栄している限り、検索アルゴリズムアップデートで順位を落とされることも考えづらく、より強固なSEO体質を作り上げることを可能にします。

従来の、また汎用的なSEOテクニックと並走させて成長させるべきものではありますが、本稿の内容が貴社ブランドの中の独自キーワードの発掘、そしてそのブランド化の一助に慣れば幸いです。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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