スマホで今すぐ利用可能。Instagram広告におすすめの動画編集アプリ5選

スマホで今すぐ利用可能。Instagram広告におすすめの動画編集アプリ5選

2014年にサービス開始したInstagram広告は、業種・規模を問わず非常に多くの企業に利用されています。Instagramユーザーの約80%が何らかのビジネスアカウントをフォローしているということもあって、マーケティングとの相性は抜群。とりわけアパレル、コスメ、美容といった若い女性の関心が高い商材のプロモーションには大きな効果を発揮します。

成功事例も少なくなく、たとえば大手化学メーカーの花王は、自社のヘアケアブランドのプロモーションにあたって、Instagramのカルーセル広告や動画広告を出稿し、店頭での売り上げシェアを前年対比1.5倍以上に伸ばしました。

そんなInstagram広告を利用するにあたって欠かせないのが、動画の編集作業。Instagram自体にも簡易的な編集機能は付いているものの、よりオリジナリティの高い動画を形にし、フォロワー獲得や販路拡大につなげていきたいのなら、専用のツールを導入するのがおすすめです。

そこで今回は、マーケターやデザイナーの間で幅広く使われている5種類の動画編集アプリをピックアップ。あわせて記事の後半では、動画編集アプリを選ぶ際のポイントについても簡単に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

Instagram広告に使える動画編集アプリ5選

1.Inshot

最初にご紹介するのは、無料で使えるiPhone・Android向けの動画編集アプリ「Inshot」。法人・個人問わず幅広く利用されており、累計ダウンロード数は1,000万以上、App Storeでは4.7、Google Playでは4.8のレビュー評価を獲得しています。

トリミング、カット、スプリットといった基本機能のほか、背景にグラデーションをつけたり、BGMを追加したりすることも可能。ほぼすべての操作がアイコンのタップと上下左右へのスワイプだけで完了するので、動画編集の専門知識やスキルに自信がない方も安心です。

2. VivaVideo

「VivaVideo」は中国のアプリ開発企業QuVideo.Incが提供している動画編集アプリです。全世界8億人以上のユーザーに利用されています。

特徴はフィルター、BGM、効果音、テキストフォントといったフリー素材が充実している点。こうした素材を上手く組み合わせれば、撮影・編集の手間を最小限に省いたうえで、オリジナリティの高いInstagram広告を形にできるでしょう。

料金については、再生時間5分までの動画なら無料で利用可能。月額280円(iPhone版の場合)の有料プランへ移行すれば、音声変換や4K動画の編集など、さらに多彩な機能が利用できます。

3. Werble

こちらは1枚の静止画からGIF形式のループ動画を作成できる無料アプリです。約40種類のエフェクトを組み合わせることで、街中の風景に雪を降らせたり、商品の全体像から細部へとズームアップさせていったりすることができます。

厳密に言えば動画編集アプリではありませんが、素材を撮影する手間を省きたい時、手持ちの写真から動きのある広告コンテンツを作成したい時など役立つでしょう。なお、2021年10月時点でAndroid版はリリースされておらず、iPhoneでのみ利用可能です。

4. Boomerang

続いてご紹介するのは、Instagram公式のループ動画作成アプリ「Boomerang」。2015年10月にiPhone・Android版がリリースされ、Instagramの広告主、SNSユーザーを中心に人気を集めています。

アプリを起動すると撮影画面が開き、画面下のボタンをタップすることで1秒間に最大10枚の静止画を撮影可能。撮影が終わると自動的に投稿画面に遷移するので、ここで逆再生などのフィルターやエフェクトを加えれば、前述のWerbleと同様、手軽にループ動画を作成できます。

利用にあたって料金は一切かからず、Instagramの動画広告のほかFacebookやTwitter向けの動画コンテンツ制作ツールとして活用しているユーザーも少なくないようです。

5. Magisto

「Magisto」は動画共有サイトを運営する米ニューヨーク州のVimeo, Inc.が提供している動画編集アプリです。累計ダウンロード数は100万以上、App Store、Google Playでも平均スコア4.3の高評価を得ています。

人気の理由は、利用者のリテラシーを問わない自動編集機能。独自開発のAI(人工知能)が搭載されており、あらかじめ撮影しておいた15秒以上の動画もしくは5枚以上の静止画をインポートし、テーマとBGMを選ぶだけで、最短15秒、最長で75秒の動画コンテンツを形にできます。

テーマ、BGMともにクオリティは高く、Instagram広告のほかYouTubeコンテンツを量産するのに役立てているユーザーも少なくないようです。

1点だけ注意したいのは、自動的に有償プランへ移行してしまう点。「Magisto」には7日間のトライアル期間が用意されていて、この間は無料で使えますが、8日目以降はプロフェッショナル版の利用料金として月額3,400円の費用が発生します。

動画編集アプリの選び方

ここまで見てきてわかるように、ひと口に動画編集アプリと言っても機能や特徴はさまざま。Instagram広告の制作にかけられる予算や工数を念頭に置き、適したアプリを選びましょう。

たとえば、ある程度まとまった時間を確保したうえで、オリジナリティの高い動画広告を作成したいという場合は、素材やエフェクトが豊富な「Inshot」、「VivaVideo」がおすすめ。

一方でコスト・手間を抑えて手軽にInstagramの動画広告を出したい時は、短時間でループ動画を作成できる「Werble」と「Boomerang」、自動編集機能が充実した「Magisto」が適していると思います。

また、今回は取り上げていませんが、画質や音質にこだわるのならAdobe社の「Premiere Rush」、CyberLink社の「PowerDirector」といった高機能アプリも選択肢の1つになるでしょう。

今回ご紹介した内容が、みなさまの参考になれば幸いです。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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