中小企業・ベンチャー企業におすすめ。Facebookマーケティングに役立つSNS管理ツール5選

中小企業・ベンチャー企業におすすめ。Facebookマーケティングに役立つSNS管理ツール5選

4大ソーシャルメディアのなかでもとりわけマーケティングとの相性が良いFacebook。ユーザーの80%が何らかの企業アカウントをフォローしていると言われており、40代以上ではビジネスの情報交換を主な目的にFacebookを利用している人が少なくありません。

プロフィール欄をはじめとするフォーマットも充実しており、webサイトはもちろんのこと、実店舗へダイレクトに誘導することも可能です。Facebookマーケティングの成功事例として取り上げられることの多いサントリーやローソンをはじめ、多くの企業が販路拡大や商品の認知度アップに役立てています。

とはいえ、他の業務と並行しながらFacebookで打ち手を重ねていくのはなかなか難しいこと。人出が限られる中小企業やベンチャー企業には「忙しくてコンスタントに投稿できない」、「効果測定まで手が回らない」と頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はそうした方に向けて、Facebookマーケティングを効率化できる5種類のSNS管理ツールをご紹介します。

SNS管理ツールとは?

SNS管理ツールとは、Facebookをはじめとするソーシャルメディアのアカウントを効率的に運用していくためのツールです。

予約投稿、リマインド通知、アカウント情報の解析、広告やキャンペーンを含めた効果測定といった機能が搭載されており、製品によっては投稿内容にミスがないか校正したり、競合の運用状況をモニタリングしたりすることもできます。

ソーシャルメディアマーケティングに取り組む多くの企業が導入しており、ネット広告代理店・サイバー・バズが行った市場調査によると、その市場規模は日本国内だけで年間300億円以上に達しています。

中小ベンチャー企業におすすめのSNS管理ツール5選

1.Zoho Social

クラウド型業務用アプリの開発・販売で世界トップクラスのシェアを誇るZoho Corporation(アメリカ・カリフォルニア州)が提供しているSNS管理ツールです。ソフトウェア製品の口コミ・評価サイトでトータル6,000件以上、平均星4つ以上の評価を得ています。

人気の理由はコストパフォーマンスの高さ。1ユーザーあたり月額1,200円から(年額払いの場合)の低料金ながら、投稿予約、ユーザーのプロフィール取得、直接応答、リーチ&インプレッション数の分析など、SNSツールに求められるあらゆる機能が搭載されています。

ドラッグ&ドロップを基本としたシンプルな操作、大手ならではの充実したサポートにも定評があるようです。海外製ではありますが、国内での販売は日本法人が手がけているため、語学面の心配もいりません。

Zoho Social 公式サイト

https://www.zoho.com/jp/social/

2.Beluga(ベルーガ)

こちらは純国産のSNS管理ツールです。

開発元のユニークビジョン株式会社は、東京都渋谷区にオフィスを置くマーケティング企業。ソーシャルメディアマーケティング黎明期の2011年にBelugaをリリースし、ユーザーの声を取り入れながら10年にわたってバージョンアップを重ねてきました。

スペック面では予約投稿、CSVファイルの一括登録、リマインド通知といった20種類以上の基本機能を搭載済み。事前に定型文を作成したうえで投稿へ挿入したり、競合他社とフォロワー数やエンゲージメントの比較を行ったりすることもできます。

限られたリソースでFacebookマーケティングに取り組む中小・ベンチャー企業には、心強いツールになるはずです。

料金は初期費用10万円+月額2万円から。チャットボットなど複数のシリーズ製品も用意されているので、業務課題によってはあわせて導入するのもいいかもしれません。

Beluga(ベルーガ) 公式サイト

https://beluga.uniquevision.co.jp/

3.Social Insight

株式会社ユーザーローカル(東京品川区)が開発・販売を手がけるSNS管理ツールです。中小・ベンチャー企業から、パソナ、パナソニックといった大手まで業種を問わず多くのクライアントに利用されています。

とりわけ特徴的なのは、充実した分析機能。国産のSNS管理ツールとしてはトップクラスとなる2,600万件以上のアカウント情報が蓄積されており、口コミの集計からページ情報の解析、競合調査まで幅広い局面に効果を発揮します。無駄が省かれたシンプルで使いやすい画面設計も人気を集めているようです。

効果測定のリソースに課題を抱えている企業にはぴったりのSNS管理ツールだと思います。

Social Insight 公式サイト

https://sns.userlocal.jp/

4.comnico Marketing Suite(コムニコマーケティングスイート)

株式会社コムニコ(東京都港区)が提供しているクラウド型のSNS管理ツールです。チャットワーク、山田養蜂場、小田急百貨店など、3,500以上の企業アカウントで利用されています。

何より大きな魅力は、SNS管理ツールとしての完成度の高さ。投稿予約や短縮URLの自動作成、投稿承認ワークフローといった機能が搭載されており、人的ミスを防ぎつつ、アカウント運営を大幅に効率化できます。

あわせてチャット機能も付いていて、万が一トラブルが生じた際は開発元のエンジニアと直接連絡をとることが可能です。

料金は初期費用10万円+月額5万円。Zoho SocialやBelugaと比べるとやや割高にも見えますが、定額料金内で3アカウント・10ユーザーまで利用できます。

comnico Marketing Suite 公式サイト

https://www.comnico.jp/products/cms/jp

5. Buffer

2016年にフルリモートワークに移行したことでも話題になったBuffer社が提供しているSNS管理ツールです。全世界7万5,000社の企業に利用されています。

全4種類の料金プランが用意されており、ユーザー1名・3アカウントまでなら無料で利用可能。予約投稿に特化したシンプルな機能も人気を集めている理由のようです。

その反面、日本語には対応していないため、導入・利用にあたっては最低限のビジネス英語力が必要になります。日ごろから海外製のクラウドツールなどを使っていて、かつSNS運用のコストを抑えたい方におすすめです。

Buffer 公式サイト

https://buffer.com/

SNS管理ツールを選ぶ際のポイント

ここまでFacebookマーケティングに取り組む中小・ベンチャー企業におすすめのSNS管理ツールをご紹介してきましたが、実際に製品を選ぶ際はどんな点を意識すべきなのでしょうか?

1つはプラスアルファの機能に目を向けること。

ここまで見てきてわかるとおり、SNS管理ツールの基本機能である予約投稿や効果測定に関しては、各製品ともそこまで大きな違いはありません。

違いが出てくるのはむしろそれ以外の部分。たとえば校正機能が搭載されたツールであれば、ヒューマンエラーによる炎上も未然に防ぎやすくなりますし、リプライの通知・管理機能が付いていれば、よりダイレクトにユーザーとコミュニケーションがとれるようになります。

加えて、使い勝手に考慮するのも大事なポイントの1つ。せっかくSNS管理ツールを導入しても、操作にとまどって時間を取られているようでは意味がありません。SNS管理ツールのなかには無料トライアル期間やデモ版が用意されているものも多いので、それらを利用してストレスなく使える製品を選びましょう。

今回の内容をぜひお役立てください。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー]は見込み顧客獲得と成約率向上のための最善の方法をお教えしています。
ネットを使って顧客との強固な関係を構築することができるようになり、小さな企業でも大きな成長を実現することができます。

監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。