実務領域 05

データ分析・改善

計測を疑い、数字を突合し、次の施策を決めるための分析。

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  • 広告データ
  • 検証
  • 分析と改善提案

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データ分析・改善とは

数字が何を測っているのかを確かめ、複数の数字を突き合わせ、次に何を変えるかを決めるための分析です。レポートをつくることではなく、判断を決めることが目的です。

なぜ今、この領域が大事か

管理画面もAIも、すぐにそれらしいレポートを出してくれます。計測の定義が食い違っていても、数字は整って見えます。

数字を読む前に、その数字が何を数えているかを確かめる。この一手間が、判断の質を分けるようになっています。

私の場合私自身、広告の管理画面では申込が増えていたのに、実際の申込の数は増えていなかったことがあります。それ以来、どの数字も、読む前に何を数えているのかを確かめています。

著書のファネル(ダブルファネル)の中での位置づけ
  1. 認知
  2. 興味関心
  3. 比較検討
  4. 購買
  5. 継続
  6. 紹介
  7. 発信

すべての段階を測る(計測の定義・数字の突き合わせ)

金の帯=すべての段階にかかわる

計測を疑う → 突き合わせる → 判断する

先に疑うそれぞれの数字は、何を「コンバージョン」として数えているか

  • 広告の管理画面広告から見た成果
  • アクセス解析サイトの中の行動
  • 販売の記録実際に入金・契約したもの

突き合わせるずれがあれば、判断の前に理由を調べる

判断する次に変えることを一つ決め、日付つきで残す

点線の枠=まだ事実とは言えないもの紺=判断

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考え方の軸

データは、事実そのものではない。

管理画面の数字は、計測の仕様を通して見えた事実の一部です。コンバージョンの定義と、抜けや重なりを確かめてから読みます。

目標から分解して、見る数字を絞る。

最終の目標を、そこに至る要素に分けます。一つの段階で見る数字は、五つ程度で足ります。

最終の目標 →段階ごとの人数段階のあいだの割合一人あたりの単価

一つの数字で決めない。

広告の管理画面、アクセス解析、販売の記録を突き合わせます。ずれがあれば、判断の前に理由を調べます。

段階と段階のあいだを見る。

各段階の人数だけでなく、次の段階へ進む割合を比べると、止まっている場所が見えてきます。

分析は、次の行動で終える。

「何がわかったか」で終わらせず、「次に何を変えるか」まで書いて、分析を閉じます。

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AIに任せること、人が決めること

AIの出力は、その時点では候補です。下書きや集計はAIに任せ、何を約束し、何を採用するかは人が決めます。

仕事AIに任せること人が決めること
計測の設計

計測する行動の一覧、設定の点検表

何を成果とみなすか(コンバージョンの定義)

データの取得

各ツールからの取得、表の整形、定期のレポートの自動化

どのデータを正とするか

突き合わせ

ツール間の数字の比較、ずれの原因の候補の列挙

ずれの原因の判断、直す順番

分析

段階ごとの数字の計算、傾向の説明、仮説の列挙

どの仮説を確かめるか

改善の提案

施策の案と検証の案の整理

実行するか。どこまで予算と時間をかけるか

これだけはAIに任せない数字から何を結論にし、次に何を変えるか。集計と仮説出しはAIに任せますが、結論と実行の判断は自分で持ちます。

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進め方

5つの段階で進めます。最後の段階で確かめたことを最初に戻し、繰り返します。

進め方の5段階:分解する、確かめる、突き合わせる、読む、決めて残す。最後の段階から最初の段階に戻って繰り返す
  1. 分解する目標と、そこに至る数字を分けて並べる残すもの数字の分解図
  2. 確かめる計測の定義と、抜け・重なりを点検する残すもの計測の点検表
  3. 突き合わせるツールごとの数字を比べ、ずれの理由を調べる残すものずれの記録
  4. 読む段階のあいだの割合から、止まっている場所と仮説を立てる残すもの仮説のメモ私の場合 ↓
  5. 決めて残す次に変えることを決め、結果を日付つきで残す残すもの判断の記録

私の場合(4 読む)広告の管理画面の見方が変わりました。毎日の数字は、AIと仕組みが広告の媒体や販売の記録から集めて一枚にまとめたもので確かめています。管理画面を開くのは、設定を変えるときと、まとめの数字におかしな動きがあったときに確かめるためです。そのときも、管理画面の数字だけで判断せず、実際の申込や販売の記録と突き合わせてから結論を出します。

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よくあるつまずき

定義を確かめずに比べる

ツールごとにコンバージョンの数え方が違うのに、そのまま並べて比べてしまう。

見る数字を増やしすぎる

指標が多すぎて、何を判断すればよいのかがわからなくなる。

平均だけで見る

全体の平均では、止まっている段階や、顧客ごとの違いが消えてしまいます。

レポートで終わる

毎月のレポートは届くのに、次に変えることが決まっていない。

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点検の項目

自分の事業に当てはめて、確かめてみてください。当てはまらない項目が、次に手を入れる候補です。

チェックの状態は保存されません。

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関連

次の一歩

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