
すっかり私達の生活に浸透したYouTube。もうテレビより視聴時間が長いという方も多いでしょう。
YouTubeでは動画の投稿自体はとても簡単にできるため、個人企業問わずたくさんの方が動画を掲載しています。
その中にはYouTuberとして一攫千金を狙うものもあれば、マーケティングの一環として動画を使うもの、また家族や仲間内でシェアするためにYouTubeを使っている場合もあるでしょう。
どういった場合でもせっかくならたくさんの人に見てもらいたいもの。家族に見せるためにYouTubeにあげた動画が「バズった」例もたくさんあります。
今回はそのYouTubeにおけるSEO対策についてご説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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YouTubeのSEOとは
そもそものSEO対策について説明をしてしまうと、一つの記事になるほどの分量になってしまいますので詳細は割愛しますが、簡単に言えば「検索されたときに上位に表示されるようにする工夫」の総称です。
普段私達がGoogleやYouTubeで検索すると上から順番に関連度が高いと思われるコンテンツが表示されますが、当然ながら上にあるコンテンツのほうがクリックされやすいため、動画に限らず、クリエイターはこの順位にとても気を使っています。
YouTubeの動画やタイトル、概要欄はGoogleのAIによってチェックがされています。内容が広告主にとって不適切でないか、違法性があるものはないかをAIが巡回しているわけです。
ふだんYouTubeを見る方ならわかるかと思いますが、例えば「新型コロナ」にピー音が入っているのもこのAIへの対策です。医療関係の動画はその信ぴょう性が重要視されており、医師でもない一般人が不確かな情報を流すと広告を外されてしまうと言われています。
GoogleのアルゴリズムとAIの特性を理解して、できるだけ上位に表示されるように工夫していきます。
こういった話をするとどうしてもテクニカルな対策の方に目が行きがちですが、「Google が掲げる 10 の事実」を見ても分かる通り、結局は視聴者のためになる動画を作ることが一番大事です。
コンテンツ自体がいちばん重要であることは理解しつつ、その補助的な位置づけとしてSEO対策も進めていきましょう。
検索ワードの調べ方とSEO対策
SEO対策の基本は「検索キーワード」です。例えば「自宅でできるラーメンの作り方」という動画だったとしましょう。
「ラーメン 作り方」、「ラーメン 自作」、「ラーメン 自宅で」などのキーワードで検索されたときに上位表示されれば再生されそうです。
とは言えこういったキーワードは「激戦区」で、なかなか上位表示は取れませんので、少しずらしたキーワードや、一見無関連なキーワードでも狙っていきます。
そういったキーワードを調べる方法は大きく分けて2つあります。
まず1つ目は今すぐできる、検索窓からの調べ方です。
「ラーメン」といれて、スペースを一つ入れてあげると、下記画像のように検索候補が表示されます。

これだけだと、作るのとは関係のないキーワードも出てきてしまいますので、さらに「作り方」といれてスペースをいれてみます。

するとさらに具体的な検索候補が出てきます。こういった複数のキーワードを組み合わせたものをロングテールキーワードと言いますが、無名のチャンネルや動画ではこういったロングテールキーワードでの検索上位をまず狙うのが良いとされています。
2つ目の方法は、キーワードを集めるツールを使う方法です。
ahrefsの YouTube Keyword Toolなどが有名ですが、それぞれのキーワードがどれくらい検索されているか、どのようなキーワード候補があるかを取得することが出来ます。
一見すると関係なさそうなキーワードが視聴につながることもありますので、本気で取り組むならばこういったツールの利用は必須と言えるでしょう。
キーワードを動画に入れていく
そうして抽出したキーワードを動画にいれていきます。いれていく場所は、
・タイトル
・説明文
・キーワードタグ
です。
YouTubeのタイトルは、検索キーワードと一致していることが好ましいとされています。一般のGoogle検索でも重要なのですが、YouTubeのほうがさらに一致していることが重要になります。
できるだけ狙ったキーワードと一致するタイトルをタイトルとしてのバランスを保った範囲で設定しましょう。
説明文にもできるだけ検索キーワードを入れ込んでいきます。こちらも文章としてのバランスを崩さない程度に留めつつ、検索にかかりやすいようにしていきます。
YouTubeでは簡単にキーワードタグをいれられますので、こちらも活用します。
ある調査では2~3の複合キーワードを31~40個入れたものが最も高い効果を示したそうです。タグは「入れすぎるのも悪いのかな?」という気もしますが、40個前後であれば悪影響はなさそうなので、積極的に利用していきましょう。
それ以外のSEOの要素
一般的なキーワードの対策についてご説明してきましたが、それ以外にもとても重要な項目はあります。
これは本質的なコンテンツとしての質についての指標ですが、
・再生回数
・視聴時間
です。
再生回数が多いということは当然需要があると判断されるので、上位表示されやすくなります。これは誰にでもわかりやすいですよね。
もう一つの視聴時間もとても重要です。
当たり前ですが、面白かったり有益で、かつ適切な長さの動画であればある程視聴者は最後まで見てくれるわけですから、平均の視聴時間が長いほうがSEOでも優位になると言われています。
よく「離脱時間」とも呼ばれますが、YouTubeの分析画面を見ると、どの程度の視聴者が何分何秒で視聴を止めてしまったかを見ることが出来ます。
動画の内容と離脱時間を見比べることで、どこで視聴者の心が離れてしまったかがわかるので、しっかり分析をして、次回の動画に活かしていきましょう。
Webコンテンツであればこの時点でコンテンツを書き換える「リライト」することもできるのですが、YouTube動画は一回アップすると中身の変更が出来ないので、次回の動画に生かしていくことになります。
長さ自体も重要
YouTube動画を見ていると「尺稼ぎ」という言葉を聞くことがあります。尺というのは長さのことで、要するに動画を長くするために工夫をしているということです。
これは10分以上の動画になるとつけられる広告が増えることもありますが、SEO的にもある程度の長さがある方が有利とされています。
10~16分の動画が最も効果が出やすいと言われており、広告との関連もあり多くのYouTuberが10分以上に動画を調整してきています。
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チャンネルのSEO対策?
動画のSEO対策についてご説明してきましたが、最後に見落としがちなチャンネルのSEO対策についてもご紹介します。
新しいチャンネルだとあまり力を入れていない場合も見受けられますが、チャンネル自体のSEO対策も重要なので、以下の点をまずチェックしていきましょう。
ヘッダー画像
各動画のサムネイル同様、チャンネルのヘッダー画像も重要です。
売れているYouTuberのヘッダーを見ると明らかにプロのデザイナーが作った作品が使われていることが多く、重要性が垣間見えます。
そういったレベルの高いものを参考にして自作するなり、またクラウドソーシングなどを利用して外注するのも良いでしょう。
ロゴを使う
ロゴも重要です。これはYouTubeチャンネルに限りませんが、ロゴが入るとデザイン全体がグッと締まります。ロゴは非デザイナーが作るのはなかなか難しいので、ここもデザイナーにお願いしたいところ。
ヘッダー画像と同じくクラウドソーシングなどを利用すれば比較的安価にロゴを作ってもらえますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
概要ページの最適化
ここにも、メインで狙っているキーワードなどを積極的に入れていきましょう。
また、視聴者をファン化するために、YouTube以外のSNSや連絡先を入れておくのも重要です。
登録者数自体もSEO対策になりますので、チャンネル登録をお願いする文章も忘れずに。
再生リスト
ここも重要です。視聴者は関連する動画を連続に見たいわけですが、YouTubeの自動再生にまかせていると他のYouTuberの動画に飛んでいく場合が多く、せっかくの視聴者を逃してしまうことになります。
テーマごとに再生リストを設定しておけば、うまくすれば何本も連続でみてもらうことが出来ますので、ぜひ設定しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。GoogleのSEO対策は長年研究がされている分野なので、基本的にはそこから大きく逸脱することはありません。繰り返しになりますが、本質的にはユーザーのためになるコンテンツを作ることが最重要になります。
YouTubeは100本上げたところがスタートラインと言われるほど成果が出るまでに時間がかかる世界です。
簡単に結果が出るとは言えませんが、本項の内容が皆様のYouTube戦略の参考に少しでもなれば幸いです。
Googleをはじめとした各種の検索エンジンから、低コストで質の高いトラフィックを多く集めるための方法を解説しています。本講座をご受講頂いて、あなたが選定したキーワードで検索エンジンの検索結果上位にコンテンツを表示させてください。そして、購買意欲の高いユーザーからのトラフィックを多く集めるとともに、購買につながるようにWEBサイトを最適化して、売上を伸ばしてください。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部
AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー]は見込み顧客獲得と成約率向上のための最善の方法をお教えしています。
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監修者:小池英樹
AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。