コンテンツマーケティングとは?
それでは、本ビデオから、本格的なコンテンツマーケティングの解説に入っていきます。
まず、コンテンツマーケティングの言葉の意味からご説明いたします。
コンテンツマーケティングとは・・・
潜在顧客や見込み顧客や既存顧客に価値のあるコンテンツ(情報)を提供し続け、興味・関心を引き、提供するサービスや商品への理解を深めてもらい、結果としてリード獲得、顧客化につなげるマーケティング戦略のことを指します。
インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)という言葉も耳にされたことがあると思いますが、ほぼ同義語と言えます。
インバウンドは内向きのという意味です。
トラフィックと見込み顧客を集めるとともにあなたのビジネスでブランディングを構築するためのコンテンツの作り方を解説しています。本講座をご受講頂いて、あなたの専門知識をコンテンツ化してください。そして、より多くの見込み顧客や顧客にあなたの専門知識と専門分野における問題解決能力を示し、強固な信頼関係を構築してください。
コンバージョンファネル構築マスター講座を思い出してください。
商品開発からリピート購入に至るまでのプロセスをコンバージョンファネルを用いて解説しましたね。
コンテンツマーケティングでは、主にコンテンツを活用してファネルの上から下まで顧客を育てていくのです。
一言にコンテンツと言っても、様々な種類で情報を顧客に届けることが出来ます。
先ほどのビデオで解説したビルゲイツのエッセイの中でも記載がありましたが、コンテンツという言葉は非常に意味が広いものです。
例えば、
ブログ、動画、書籍、メール、ソーシャルメディアでの投稿などです。
また、音楽や映画などの娯楽の情報も正にコンテンツです。
そもそも、インターネットで配信されているものは全て情報な訳ですから、全てがコンテンツといっても差支えないくらいなのです。
さて、コンテンツマーケティングはコンテンツを活用して顧客を育てていくとお伝えしましたが、このマーケティング手法は従来型の売り込み色の強いセールスとは全く違うものです。
顧客にとって価値ある情報を提供し続けることで、顧客の購買意欲を育て、最終的には商品やサービスの購入に繋げるといった、極めて戦略的なセールスなのです。
実は、このコンテンツマーケティングは、皆さんがご存知の世界的なリーディングカンパニーでも有効活用されているものです。
例えば、P&G、洗濯用洗剤のアリエールなどを販売している企業ですが、この会社では、マイレピというブログサイトで、お得な買い物情報と暮らしに役立つ生活の情報を発信されています。
「化粧品、いつまで使える?意外と知らない使用期限とは」というブログ記事では、化粧品の使用期限に疑問を持たれたユーザーにアイテム別の使用期間の目安と長持ちのコツを丁寧に解説されています。
もちろん、このブログ記事の最終的なゴールは、化粧品を購入して頂くことで、ブログ記事内にもさりげなく購入を促すコールトゥアクションが設置されています。
すぐには化粧品の購入には至らなかったとしても、このように顧客にとって価値ある情報を提供することで、多くの顧客からの信頼を獲得することができ、いざ化粧品を購入しようと思った時には、この企業の製品が選ばれるという訳です。
世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社であるシスコシステムズは、例えばルータなどの製品を販売していますが、この企業のブログでは、最近のマルウェアに関する情報を極めて専門性の高い視点から解説されています。
ブログ記事の最終目標は、ネットワーク関連の製品の購入やサービスの受注に繋げることですが、顧客に役立つ専門性の高い情報を伝えることで、この分野のリーディングカンパニーと認められることに成功しているのです。
参照:http://gblogs.cisco.com/jp/
こんなふうにあなたのビジネスに関する有益な情報を顧客に提供し続けることで、信頼を獲得し、商品やサービスの購買につなげ、ファン化することをコンテンツマーケティングというのです。
以上、本ビデオでは、コンテンツマーケティングの言葉の意味についてご説明しました。
次のビデオでは、なぜ、今、このコンテンツマーケティングが盛んに必要とされるようになってきたのかについて解説します。
トラフィックと見込み顧客を集めるとともにあなたのビジネスでブランディングを構築するためのコンテンツの作り方を解説しています。本講座をご受講頂いて、あなたの専門知識をコンテンツ化してください。そして、より多くの見込み顧客や顧客にあなたの専門知識と専門分野における問題解決能力を示し、強固な信頼関係を構築してください。