ライブ配信ができる4つSNS&動画メディア。何を基準にどう選ぶ?

ライブ配信ができる4つSNS&動画メディア。

わたしたちの働き方、生活スタイルに大きな変化をもたらした新型コロナの感染拡大。

2020年5月に野村総研が行ったインターネット調査によると、15歳~69歳までの男女の50%以上が「感染拡大以前より対面でのコミュニケーションが減った」と回答。その一方でスマートフォンによるネット利用の頻度、オンランインショップでの買い物の頻度は世代を問わずのきなみ上昇しています。

日ごろマーケティングに取り組む担当者のなかには、ウィズコロナ時代の消費者との接点、コミュニケーションのあり方について模索を続けている方も多いはずです。

今回はそうした方に向けて、ライブ配信ができるSNSと動画メディアをご紹介します。

SNS・動画メディアの選び方

最初にご紹介するのは選び方について。ライブ配信を始めるにあたって数あるSNS、動画メディアのなかから何を、どんな基準で選べばいいのでしょうか?

まず客観的に見て、「撮影する」、「リアルタイムで配信する」といった基本機能ついてはどれも大きな違いはありません。

たとえばYouTubeでは画面右上の「ライブ配信」を選択し、タイトル・説明文を入力したうえで「ライブ配信開始」をタップするだけで配信がスタート。Instagramならカメラを起動させて画面下の「ライブ」を選択、続けてシャッターボタンをタップすれば、同様にすぐ撮影・配信が始まります。

使いやすさの基準は人それぞれではあるものの、日常的にスマートフォンアプリを利用している方ならどれを選んでも基本操作に迷ったりすることはないでしょう。

また、ライブ動画の画質・音質は基本的に端末(スマートフォン、タブレット、PC)のスペックと通信状況に依存するので、同じ端末、同じインターネット環境から配信する限り、やはりそれほど大きな差は感じられないはずです。

それよりも大切なのは、メディアとしての特性に目を向けること。

ひと口にSNS、動画メディアと言っても、利用するユーザーの数や年齢層、志向、配信に対する期待値はさまざま。

詳しくは次章で解説しますが、とにかく再生回数を重視するならYouTube、若年層に向けて自社の商材をPRしたいのならInstagramといったように、それぞれの特性をきちんと理解したうえで用途・目的にあったツールを選ぶのが、ライブ配信を成功させるための何より大事なポイントだと思います。

ライブ配信ができるSNS&動画メディア

ここからは上記の内容をふまえつつ、ライブ配信ができるSNS、動画メディアの特徴を個別にご紹介していきます。

1.YouTube

言わずと知れた動画メディアの代名詞的存在です。2011年4月にライブ配信機能が追加され、個人・法人問わず世界中で利用されています。

何より大きな特徴は、メディアとしての圧倒的な規模。YouTubeには毎月のべ20憶人以上がアクセスし、1日あたりの動画視聴時間は10億時間以上にのぼります。国内でも仕事の合間や移動時間を利用して、毎日欠かさずYouTube動画を視聴している人が少なくありません。

自社の認知度アップやブランディングを目的に、とにかく多くの人にライブ動画を届けたい時、何よりもまず再生回数を伸ばしたいといった場合には最有力候補になるはずです。

ただし、その裏返しとして運用に一筋縄ではいかない部分があるのも事実。文字どおり動画専門のYouTubeには目の肥えたユーザーが多く、新鮮味・面白味に欠ける動画、タイトルと内容が見合わない動画には非常に厳しい評価が下されます。

また、人気YouTuberや著名人のアカウントと競いつつ、視聴者を獲得していくためにはライブ動画そのもののクオリティはもちろんのこと、タイトル・説明文の工夫、他のソーシャルメディア、webサイトでの告知・周知も不可欠です。

慣れないうちは他のツールを使ってスタートし、ライブ配信のノウハウを身につけてからYouTubeに切り替えるのも1つの方法だと思います。

2.Facebook

4大ソーシャルメディアの1つとして国内でも2,500万人以上に利用されているFacebookは、2016年2月にライブ配信機能をリリースしました。

スマートフォンアプリ、PCのほかFacebookページから直接動画を配信できるのでフォロワーに届きやすいうえ、配信中のコメント機能、アンケート機能も搭載されており、視聴者とリアルタイムにコミュニケーションをとることができます。

後述するInstagramと並び、顧客の囲い込みを目的に、商品の使い方や活用ノウハウをライブで届けている企業も少なくありません。

加えて他のソーシャルメディアや動画メディアと比べると、ユーザーの年齢層が高いのも特徴の1つ。とりわけ日本国内では30代~40代の男性利用者が多く、かつ実名登録制でフォーマルなイメージがともなうこともあって、ビジネス目的のライブ配信(BtoB商材の紹介など)には非常に向いています。

3.LINE

専用アプリの「LINE LIVE」をダウンロードしてチャンネルを開設することで、最大60分までのライブ動画を配信できます。

縦・横両方の形式に対応しているうえ、配信中は顔認識技術によってフィルターをかけたり、スタンプ加工をつけたり、視聴者からLINEポイントを受けとったりすることが可能。配信した動画はアーカイブされ、その後30日間何度でも視聴できます。

チャットアプリとして広く普及していることもあって、Facebookなどと比べるとややカジュアルな印象はありますが、ユーザーを巻き込んだオンラインのファンイベントなどのほか、社内会議やセミナーの運営に役立てている企業も少なくないようです。

4.Instagram

Instagramのライブ機能(インスタライブ)がリリースされたのは2017年。以降右肩上がりに利用者数を伸ばし、ライブ配信ツールとしては運営元が同じFacebook以上の人気を誇ります。

とりわけ特徴的なのは、若年層の女性ユーザーが多い点。日本国内では10代・20代の女性の約70%がInstagramを利用しています。

おのずとファッション、アパレル、グルメといった分野との相性は抜群で、雑貨・インテリアの販売を手がける「LOYWA」では、週1回のライブ配信を続けることで毎回平均5万人以上の視聴者を獲得。資生堂や伊勢丹といった有力企業の成功事例も豊富です。

また、4大ソーシャルメディアのなかでは、とりわけビジネスとの親和性が高いのも見逃せないポイントの1つ。

Instagramユーザーの約80%が何らかのビジネスアカウント(企業アカウント)をフォローしていると言われており、ライブ動画の内容次第では、販促はもちろんのこと、企業のイメージ改善や採用ブランディングにも大きな効果を発揮すると思います。

最後に

今回は手軽にライブ動画を配信できるSNSと動画メディアをご紹介しました。

繰り返しにはなりますが、ライブ配信を成功させるために大切なのは、機能面よりメディアとしての特性に目を向けること。それぞれのユーザーの年齢層、嗜好などを念頭に置いて、動画の目的・内容に合ったツールを選ぶのがポイントです。

ちなみに今回取り上げた4つの他、Twitterもライブ配信機能を提供していましたが、採算の問題から2021年3月でサービス終了に。手持ちのスマートフォンやPCを使ってライブ配信を行う場合、まずは上記の4つから優先的に検討するのがおすすめです。

そのうえでより手軽に、よりカジュアルな動画にしたいのなら、「Pococha」、「17LIVE」といったライブ配信専用アプリを使うのも1つ。これらのアプリについては別途機会があれば、あらためてご紹介したいと思います。

また、ライブ配信の準備の進め方については、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

【初心者向け】スマホ1つで始める生配信。インスタライブの使い方

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執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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