デジタルマーケティングにおいて、リード(見込み顧客)の獲得は最も大事なプロセスです。
IT、不動産、美容・メディカルといった業種、ビジネスモデルを問わず、何の準備もなしにいきなり商材を売り出しても、売上・利益を得られることはほぼありません。ターゲットを見定めたうえでメールアドレスや電話番号を手に入れ、情報発信とコミュニケーションを通じて商材への興味・関心、購買意欲を高めることで、初めて商談、成約という流れが成り立ちます。
今回はそんなリードを獲得するための定石の1つである、オプトインページを制作する際のポイントについて解説していきたいと思います。また、後半ではオプトインページの制作に役立つ、中小・ベンチャー企業向けのツールもご紹介するので、あわせて参考にしてみてください。
マーケティングの意思決定のために必要なデータの測定法と測定したデータを最大限に活かすための方法について解説しています。本講座をご受講頂いて、あなたのビジネスでデータドリブンマーケティングを実践してください。そして、8割の成果につながる2割のデータを見極め、より効果的な次の一手を考え、売上を上げる施策につなげてください。
オプトインページとは?
本題に入る前に、まずはオプトインページの概要を簡単に整理しておきましょう。
オプトインページとはWebマーケティングにおけるリード、つまりメールアドレスを獲得するためのページのこと。2002年に施行された特定電子メール法でも定められているように、メールアドレスを手に入れるには相手の承認を得る必要があるため、英語の「Opt-in」(同意)を語源としてオプトインページと呼ばれます。
ページの形としては、リスティング広告やバナー広告のランディングページをイメージしていただくと早いかもしれません(流入を確保するためにネット広告を利用する場合は、オプトインページ自体がランディングページと呼ばれることもあります)。
キャッチコピーと本文、場合によっては動画コンテンツなども組み合わせてターゲットの悩み・課題に寄り添い、解決策として特典(商品サンプル、無料ウェビナーへの招待、業界動向や調査結果をまとめたホワイトペーパーなど)を用意していることを訴求。特典の申し込みやダウンロードと引き換えに、CTAボタンからメールアドレス登録を促すというのが、オプトインページの一般的な構成です。
また、詳しくは次章でご紹介しますが、オプトインページの目的はあくまでメールアドレスを得ることなので、外部へのリンクなどが設けられることはほぼありません。
おのずとページはA4用紙1~2枚ほど、長くても10枚ほどのボリュームとなり、日ごろからWordPressなどを使っている方であればWeb制作会社の力を借りず、自分の手で形にすることも十分可能です。
オプトインページを制作する際に押さえておきたい4つのポイント
1.ワンメッセージが大前提
先ほど述べたように、オプトインページの目的はメールアドレス獲得という1点のみ。キャッチコピーや本文の作成にあたってはワンメッセージを基本とし、ユーザーに煩わしさを感じさせるような複雑な文脈のテキスト、情報量の多い画像は極力省くように心がけましょう。
端的に言って、「このページで何を得られるのか」、メールアドレスと引き換えに提供される特典にどんなメリットがあるのかさえきちんと伝われば、後述するページ構造や登録フォームによほど大きな問題がない限り、オプトインページは機能します。
サービスサイトやネットショップの商品ページとは異なり、商品の開発エピソードやブランドコンセプトを紹介するコンテンツなどは一切必要ありません。
2.無駄なリンクを貼らない
やや語弊のある言い方にはなりますが、メールアドレスを得るためにはターゲットを外に出さない工夫、ページ内に閉じ込めるための工夫も必要になってきます。特定商取引法にもとづく表示やプライバシーポリシーなど、ページ公開にあたって不可欠なものを除き、フッタからのリンクや外部へと遷移するサイドメニューは省きましょう。
実際、成果をあげているオプトインページのほとんどはフッタやメニューバーを削ぎ落し、訪問者の視線をCTAボタンへと集約させる動線、レイアウトになっています。WordPressなどを使っていてページの構造を大きく変えるのが難しい場合は、フッタ自体を非表示化できるプラグインを活用するのがいいでしょう。
デジタルマーケティングを成功に導く無料データ解析シートでは、顧客の購買意欲別にデータを解析出来ることに加え、会員制ビジネス、顧客生涯価値、デジタル広告、リターゲティングリスト、Eメールキャンペーン、ランディングページKPIといった視点でデータを解析出来るようになっています。データを活用して、マーケティング活動を最適化するのにお役立てください。
3.CTAボタンはファーストビューに配置
メールアドレスの登録フォームへ誘導するCTAボタンは目立つよう、極力ファーストビューに配置しましょう。オプトインページにアクセスするネットユーザーのなかには、最初から無料サンプルや資料をダウンロードすると決めて訪問する人もおり、ファーストビューにCTAボタンを置けば、そうしたユーザーを取りこぼすことなくメールアドレス獲得につなげられます。
ただ、CTAボタンを際立たせようとするあまり、周囲にGIFアニメーションを配置したり、誘導テキストのフォントを極端に大きくしたりするのは避けた方がいいでしょう。オプトインページは構成がシンプルなゆえに、トーン&マナーや配色のバランスが崩れると非常にチープな印象を与えてしまいます。
4.登録フォームの入力項目は2つ~3つを目安に
特典を提供する以上、できるだけ多くのデータを得たいという気持ちはわかりますが、ターゲットの年齢や居住地、趣味・志向といった属性情報は、メールアドレスを得た後にアンケートメールなどを送付することで収集できます。
ターゲットの離脱を防ぐためにも、オプトインページにおける入力項目は2つ~3つ程度にとどめておきましょう。
中小・ベンチャー企業におすすめ。オプトインページの制作に役立つツール2選
ペライチ
オプトインページ、ランディングページの制作を中心に30万人以上に使われている無料プラン付き制作ツールです。
セミナーの案内など目的別に300種類以上のテンプレートが用意されており、テンプレートを選択して文章・画像を配置、公開ボタンをクリックするだけで配信できます。
MakeLP
こちらは有限会社スズキプリンティングサービス(東京都練馬区)が提供しているWeb制作ツールです。月額2,970円の料金で月30件までのページ配信に対応しています。ドラッグ&ドロップによる簡単操作も人気を集めているようです。
今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。
マーケティングの意思決定のために必要なデータの測定法と測定したデータを最大限に活かすための方法について解説しています。本講座をご受講頂いて、あなたのビジネスでデータドリブンマーケティングを実践してください。そして、8割の成果につながる2割のデータを見極め、より効果的な次の一手を考え、売上を上げる施策につなげてください。
執筆者:AutoPilotAcademy編集部
AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー]は見込み顧客獲得と成約率向上のための最善の方法をお教えしています。
ネットを使って顧客との強固な関係を構築することができるようになり、小さな企業でも大きな成長を実現することができます。
監修者:小池英樹
AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。