中小・ベンチャー企業におすすめ。月額1万円以下で使えるメールマーケティングツール5選

中小・ベンチャー企業におすすめ。月額1万円以下で使えるメールマーケティングツール5選

予算と人手が限られる中小企業やベンチャー企業にとって、メール配信は最も手軽に始められるマーケティング施策の1つ。Web制作やリスティング広告の運用と比べると外注費の負担が小さく、メールを一斉配信するだけなら、日ごろ使い慣れたGmailやOutlookをそのまま利用することも可能です。

ただ、中長期にわたってメールマーケティングを続けていると、増え続ける配信リストの管理に時間をとられたり、一斉配信の効果が頭打ちになってしまったりすることも。そうした際はITベンダー各社が提供しているメールマーケティングツールを上手く活用しましょう。

今回は中小・ベンチャー企業のマーケティング担当の方に向けて、月額1万円以下で利用できるメールマーケティングツールをピックアップしてみました。ぜひ参考にしてみてください。

月額1万円以下のメールマーケティングツール5選

1.WiLL Cloud

株式会社サパナ(東京都品川区)が提供しているメール配信システムです。2種類の料金プランが用意されており、中小企業向けのシンプルプランは月額4,000円で利用できます。

IT・通信から金融・不動産まで幅広い業種の企業に利用されており、ミック経済研究所によるメール配信システムの市場調査では、4年連続で売上成長率No.1に選ばれました。

とりわけ特徴的なのは、最大で毎時100万通をカバーするメール配信速度。できるだけコストを抑えつつ、大量のメール配信を行いたい企業にはぴったりのツールだと思います。

ドラッグ&ドロップだけでHTMLメールを作成できる使い勝手の良さ、開封率やクリック率をわかりやすく視覚化する効果測定機能も人気を集めているようです。

https://willcloud.jp/

2.ORANGE MAIL

株式会社オレンジスピリッツ(東京都中央区)が開発・販売を手がけるメール配信システムです。2007年にリリースされて以来、中小・ベンチャー企業を中心に7万人以上のユーザーに利用されています。民間企業のほか、自治体や公共団体への導入実績も少なくないようです。

人気の理由は、利用者のリテラシーを問わない簡単設計。ステップメール、セグメント配信といった機能ごとにわかりやすいマニュアルが用意されており、5分程度の動画を参照しながらスピーディーにメールを配信できます。

さらに公式サイトのヘルプページでは、100項目以上にわたるFAQを網羅しています。システムやITに不慣れなスタッフが多い企業も気兼ねなく導入できるのではないでしょうか。

料金は初期費用12,800円(税込)+月額2,480円から(ビジネス版の場合)。別途6ヵ月間限定の無料プランも用意されているので、繁忙期などのスポット利用にもおすすめです。

https://mail.orange-cloud7.net/

3.Combz mail(コンビーズメール)

こちらは株式会社コンビーズ(東京都渋谷区)が提供しているメール配信システムです。最大100万件までメールアドレス登録や重複回避、アンケート、バックナンバーといった豊富な機能が人気を集め、業界トップクラスとなる2万社以上のクライアントに利用されています。

加えて、万全のセキュリティ対策も強みの1つ。送信中のメールはすべて暗号化されるうえ、メールサバ―には24時間365日体制の監視体制が敷かれており、万が一のトラブルも速やかにリカバリーします。開発元のコンビーズは2007年にISO27001(情報セキュリティマネジメント)の認証を取得済みです。

気になる料金は、月間5万通までの「おてがるプラン」が初期費用1万円+月額2,300円。できるだけコストを抑えて、安心・安全にメールを届けたい企業におすすめのツールです。

https://www.combzmail.jp/

4.お名前.com Mail Marketing

東証一部上場のGMOインターネット株式会社(東京都渋谷区)が提供しているメール配信システムです。ステップメールやターゲティング配信、到達率・開封率の測定といった機能が搭載されており、中小企業のオフィスや小売店、サービス店舗などを中心に幅広く利用されています。

とりわけ魅力的なのは、業界トップクラスの格安料金。メールアドレスの登録数や配信予約数に応じて5種類のプランが用意されており、最安の「MM1000」プランは月額980円、1万件までアドレス登録できる「MM10000」プランは月額4,800円で利用できます。全プラン共通で初期費用は一切かかりません。

何よりもまずコストを重視する方、必要最小限の予算でメールマーケティングを始めたい方には、非常に心強いツールではないでしょうか。

https://www.onamae-server.com/mail/mm/lp_mm/

5.メール商人

最後にご紹介するのは、株式会社イー・エム・ズィー(東京都港区)が提供している「メール商人」です。登録メールアドレス数に応じて、月額4,800円、月額7,700円、月額1万1,000円の3プランが用意されています。

リーズナブルな料金ながら、機能面は充実しており、ステップメールやセグメント配信のほか、件名や本文を宛先に応じて自動変換することも可能。配信通数の制限もありません。マンツーマンの操作レクチャーなど、開発元の丁寧なサポート体制にも定評があるようです。

https://mshonin.com/

メールマーケティングツールを選ぶ際のポイント

ここまで中小・ベンチャー企業におすすめのメールマーケティングツールをご紹介してきましたが、実際に導入する際はどんな点に目を向けるべきなのでしょうか?

使いやすさ

せっかくメールマーケティングツールを導入しても、画面のレイアウトが複雑で操作に迷ってしまったり、アドレスの登録に手作業以上の時間を要したりしてしまったりするようでは意味がありません。

メールマーケティングツールの多くには無料デモ版、無料トライアル期間が用意されているので、それらを上手く活用し、忙しい時でもストレスなく使える製品を選びましょう。

料金

今回ピックアップした5つの製品も含め、メールマーケティングツールの多くはアドレス登録数や配信数に応じたテーブル型の料金体系を敷いています。

契約プランごとに定められた登録数・配信数をオーバーすると、割高な追加料金が発生しまうこともあるので、導入にあたっては将来的な事業拡大や顧客数の増加を視野に入れつつ、余裕のあるプランを選びましょう。

セキュリティ

JIPDEC(一般財団法人 日本情報経済社会推進協会)によると、メール配信などにともなう情報漏洩事故は年間約2,600件。これらの多くはアドレスの入力ミス、配信ボタンの押し間違いといったヒューマンエラーによるものですが、一方で外部からのサイバー攻撃に起因するものも少なくありません。

メールマーケティングツールを選ぶ際は上記2点とあわせて、SSL(暗号化通信)やファイアウォールといったセキュリティ面の機能もきちんとチェックしましょう。

今回の内容をぜひお役立てください。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー]は見込み顧客獲得と成約率向上のための最善の方法をお教えしています。
ネットを使って顧客との強固な関係を構築することができるようになり、小さな企業でも大きな成長を実現することができます。

監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。