開封率・読了率をアップさせるには?必ず実践したいメールマーケティング3つの鉄則

開封率・読了率をアップさせるには?必ず実践したいメールマーケティング3つの鉄則

総務省が2019年に行った消費者向けリサーチによれば、インターネットの利用目的は「Eメールの送受信」が全体の約65%を占め第1位。

とりわけ30代以上はメールの利用率が高く、メールの作成や閲覧に充てる時間がSNSの利用時間を上回っています。SNS全盛と言われる今もなお、Eメールはマーケティングツールとして重要な位置を占めていると言えるでしょう。

実際に活用している企業も少なくなく、たとえば通信販売大手のベルーナは、過去の購入履歴にあわせてメルマガをセグメント配信することで売り上げを大幅に拡大。スマートフォンアプリの開発を手がけるバンク・オブ・イノベーションは、メルマガの送り分けによって配信コストの約100倍の売り上げをマークしました。

今回はそんなメールマーケティングの概要を整理したうえで、具体的なメリットや成功させるためのポイントをひも解いていきたいと思います。ぜひご一読ください。

メールマーケティングとは?

メールマーケティングとは、あらかじめ用意しておいたターゲットリストに対してEメールを配信し、商材の認知度アップや店舗への集客、購買意欲の喚起を図るマーケティング施策です。

具体的な手法としては、商品・サービスにまつわる情報を一斉に配信するメールマガジン、顧客行動のシナリオに沿って複数のメールを段階的に送るステップメール、特定の顧客にクーポンやポイントを届けるターゲティングメールなど。ネットショップ運営会社を中心に企業の多が取り組んでいるリターゲティングメールもメールマーケティングの手法の1つです。

その歴史は意外と古く、世界で最初のメールマーケティングが行われたのは1970年代の終わりごろ。小型コンピューターの開発を手がけていた米・Digital Equipment Corporation社のマーケティング担当者が約400社に対してメールを送信し、1,300万ドルもの売上をあげたのが始まりと言われています。

その後1990年代に入ると、Yahoo、AOLといった企業がEメールサービスをスタート。PC端末の普及やネット環境の進化とあわせて、特定電子メール法をはじめとする法整備も進み、SOHOから上場企業まで多くの事業者がメールマーケティングを実践するようになりました。最初にご紹介したとおり、売り上げを大きく伸ばした事例も少なくありません。

メールマーケティングのメリット

次にメールマーケティングには具体的にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

低コストで始められる

何より大きなメリットは、低コストで始められること。極端な話、手元に配信リストさえあれば、GmailやOutlookからメールを一斉配信することも可能です。

この場合、ステップメールやリターゲティングメールといった施策は行えず、配信に時間がかかることもあるものの、必要な経費は担当スタッフの人件費+通信費を含めたファシリティ費用のみ。Webサイト制作やネット広告運用のような外注費は一切かかりません。

一方、有料のメール配信システムを利用する場合も、近年は安価な製品が増えてきており、なかには月額1,000円以下で使えるものも。

たとえば、GMOインターネット株式会社(東京都渋谷区)が提供している「お名前.comメールマーケティング」は、月額980円の料金で最大1,000件までのメールアドレス登録に対応。ターゲット設定やステップメールといった機能をもれなく利用できます。

お名前.comメールマーケティング 料金プラン

https://www.onamae-server.com/mail/mm/lp_mm/price/

高い費用対効果が見込める

2002年に施行された特定電子メール法(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)によって、広告・宣伝目的のメールを送る際は、事前に受信者側の同意を得ることが義務付けられました。名刺交換などによって大量のアドレスを手に入れても、相手の許可なくメールを送ることはできません。

裏を返せば、メールマーケティングにおけるターゲットは、能動的に情報を求めている消費者・企業であるということ。ネット広告を興味本位でクリックしてWebサイトを訪れるユーザーなどと比べると、商材やサービスへの興味・関心が高く、コンバージョンしやすい傾向があります。

そうしたユーザーにダイレクトにアプローチすることで無駄打ちを抑えられるのも、メールマーケティングの特徴・利点と言えるでしょう。

他の施策と組み合わせやすい

テキストを中心に構成されるEメールは、本文中にURLを埋め込むだけでネットショップの商品ページや、ウェビナーの参加申し込みページ、SNSのアカウントにターゲットを誘導できます。

最小限の手間で他の施策と組み合わせられること、それによって相乗効果を得られるのも、メールマーケティングの大きなメリットの1つです。

開封率と読了率を高める3つの鉄則

上記のようなメリットを享受するにはまず、メールを開いてもらうこと、きちんと本文を読んでもらうことが大前提。ここからはメールの開封率と読了率を高めるための3つのポイントをご紹介していきます。

1.件名は15文字前後が目安。キーワードを冒頭付近に

メールの件名は15文字前後を目安に作成しましょう。受信者側のデバイスやメールサービスによって若干の違いはあるものの、15文字前後にとどめておくことで、PC・スマートフォンのいずれから閲覧した場合も件名が全文表示されやすくなるからです。

あわせて、読者の引きとなるキーワード(商品の割引率、イベント参加特典など)を件名の冒頭付近に配置すれば何に関するメールなのか即座に伝わり、開封率アップが期待できるでしょう。

ちなみに、企業から配信されるメールのなかには、隅付きカッコやエクスクラメーションマークを多用して件名を目立たせようとするものも少なくありませんが、あるWebマーケ会社が行ったテストによると、こうした記号の有無によって開封率が大きく変わることはありません。

視覚的な効果を狙って文面が不自然になるよりは、あくまで上記2点を念頭に置いてシンプルな件名にした方がいいと思います。

2.本文は「1メール・1テーマ」が原則

メールの本文は、1つのテーマ、トピックに絞って作成しましょう。できるだけ多くの情報を届けたいという気持ちはわかりますが、1通のメールで複数のテーマ・トピックスに言及すると、内容が煩雑になり、読み手が途中で離脱(読了率が低下)する可能性が高まります。

たとえば、ウェビナーへの参加を募るのが目的のメールなら、本文は当日のプログラムや講師のプロフィールにとどめ、自社のサービスや製品にまつわる情報やセールの告知などはできるだけ入れないよう心がけましょう。

3.配信のタイミングはターゲットの生活スタイルをイメージして

メールの開封率・読了率を高めるためには、配信のタイミングも大事なポイントの1つ。

メールマーケティング黎明期には日中より夜間、平日より休日に配信した方がより高い効果が得られると言われていましたが、スマートフォンとタブレットの普及によってその定石はほぼ崩れました。ターゲットの生活スタイルや端末の利用シーンを念頭に置いて、配信時間を工夫しましょう。

たとえば、主婦に向けて日用品や雑貨を紹介するメールなら、家事が落ち着きやすい午前中の遅めの時間帯に配信するのも1つ。ビジネスパーソン向けのメールなら、ランチタイムのほか、スマートフォンを手に取ることが多い朝食時、通勤時間帯などを選ぶのも効果的だと思います。

今回の内容がみなさまの参考になれば幸いです。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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