Instagramをマーケティングツールとして利用するにあたって、避けては通れないのが画像の編集作業です。
投稿を通じてフォロワーを獲得し、商品の認知度アップや販路拡大といった成果を得ていくためには、ユーザー心理に刺さる質の高い画像が欠かせません。
また、Instagram広告を配信する場合は、一般の投稿に馴染むよう画像のトーンを工夫しつつ、キャッチコピーなどを組み合わせて商材の強みをしっかりアピールする必要も出てきます。
Instagramアプリには手軽に使える画像編集機能が付いてはいるものの、「最近、デザインがマンネリ気味…」、「今ひとつ、思いどおりのクリエイティブに仕上がらない」と頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そうした方におすすめなのが、Instagram向けの画像をダウンロードできるテンプレートサイト。今回は数あるテンプレートサイトのなかから、無料で利用できる6つのサイトをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介していきます。ぜひご一読ください。
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無料で使えるテンプレートサイト6選
1.Canva
最初にご紹介するのは、オーストラリアのシドニーに本社を置くCanva Pty Ltdが運営するテンプレートサイトです。無料アカウント登録することによって、4,000点以上にのぼるInstagram用の画像(正方形)をダウンロードできます。
いずれのテンプレートもセールや新年、父の日といったテーマ別に日本語のキャプションが入っており、そのままダウンロードして投稿することも、サイト内の編集機能を使ってカスタマイズすることも可能です。編集機能はパワーポイントとほぼ同じ感覚で簡単に操作でき、ユーザーから好評を得ているようです。
Instagramマーケティングを通じて売上を伸ばしたい方や、ECサイトの利用者拡大にInstagramを役立てたい方にはぴったりのテンプレートサイトだと思います。
2.design AC
design ACは、ACワークス株式会社(大阪府大阪市)が運営している素材ダウンロードサイトです。ベトナムにも運営拠点を構え、トータル800万人以上のユーザーに利用されています。
Instagram向けでは約80種類の広告用テンプレートを用意。とりわけグルメ、ヘルスケア関連の素材が充実しており、いずれもわかりやすく、伝わりやすいビジュアルデザインに仕上がっています。Canvaと同様、選択した画像をサイト内の編集機能で自由自在にカスタマイズすることも可能です。
Instagram広告を使って集客をしたい飲食店やエステサロン、スポーツジムなどの担当者の方はぜひ活用してみてください。
3.Pixelbuddha
こちらはロシアのクリエイター集団よって運営されているテンプレートサイトです。約30点のInstagram用の素材を無料ダウンロードできます。
他のサイトと比べると素材の数こそ少ないものの、いずれもプロのデザイナーによる作品であり、全体のレイアウトや色味のグラデーションを含め、非常にバランス良く仕上がっています。
また、著名人の名言をまとめたポートレート風の画像など、国内ではあまり見かけることのない素材も多いので、クリエイティブで他社と差をつけたい方やオリジナリティを重視する方にもおすすめです。
4.ぱくたそ
ぱくたそは、国内で活躍するフォトグラファーやWebデザイナーを中心に運営されている無料素材ダウンロードサイトです。約4万点にのぼる素材が用意されています。
いずれもInstagram専用ではないものの、人物や年中行事、自然、電化製品など非常に細かく分類されており、なかにはEスポーツやホラーといった他ではなかなか見かけないカテゴリーも。
ニッチな商材やビジネスモデルをInstagramでどうアピールすべきか悩んでいる方は、一見の価値があると思います。
一方、多重合成された都市景観や木目や紙のテクスチャーなども充実しているので、フィードやストーリーズの背景画像を探している方にもおすすめです。
5.GIRLY DROP
こちらは女性クリエイター2名によって運営されている素材画像ダウンロードサイトです。名前のとおり女性の関心が高いテーマ・素材に特化しており、カフェ、インテリア・雑貨、美容、ファッションといったジャンルから約3,000点の写真素材を無料でダウンロードできます。
たとえば、美容ジャンルにはスクラブでスキンケアをしている手にフォーカスした写真、カフェジャンルにはシフォンケーキとハーブティー、カフェラテとパンケーキを組み合わせた写真などが用意されており、いずれもInstagramとの相性は抜群です。
若い女性をメインターゲットとするヘルスケア関連企業や飲食店、アパレル関連企業にとっては、非常に使い勝手の良いテンプレートサイトだと思います。サイト内では新規素材のリクエストも受け付けているようです。
6.food.foto
food fotoは、Webコンテンツの企画・制作を手がける有限会社リンクス(東京都台東区)が運営している無料素材サイトです。プロのフォトグラファーによって撮影された野菜やフルーツ、食器やドリンクの写真素材を無料ダウンロードできます。
いずれの素材もシズル感があふれて美しく、Instagramをはじめとするソーシャルメディアのほか、テレビCMや番組制作に用いられることもあるようです。解像度も高いのでトリミングしてアイコンにしたり、背景として使ったりするのにも向いています。
デジタルマーケティングを成功に導く無料データ解析シートでは、顧客の購買意欲別にデータを解析出来ることに加え、会員制ビジネス、顧客生涯価値、デジタル広告、リターゲティングリスト、Eメールキャンペーン、ランディングページKPIといった視点でデータを解析出来るようになっています。データを活用して、マーケティング活動を最適化するのにお役立てください。
テンプレート画像を使う際の注意点
最後は、Instagramにテンプレート画像を用いる際の注意点をご紹介します。
利用条件をチェックする
今回ご紹介したテンプレートサイトはいずれも無料で商用利用できますが、サイトによっては素材を利用する際にクレジット表記をする必要があったり、加工・トリミングが禁止されていたりすることもあります。
そうした利用条件を守らず安易に素材をダウンロードしてしまうと、利用を差し止められたり、場合によっては違約金を請求されたりすることもあるので、必ず前もって条件を確認しておきましょう。
多用し過ぎるのはNG
テンプレートサイトに用意されている画像のほとんどは、プロのフォトグラファーが撮影し、デザイナーによって加工・編集された作品です。
それゆえ構図・レイアウトに無駄がなく、非常にクオリティが高いわけですが、たとえばInstagramのフィードにテンプレート画像だけを横並びにしたりすると、その無駄のなさ、見栄えの良さが仇となり、かえって無機質な印象を与えてしまうことがあります。
Instagramではナチュラルで飾り気のない、良い意味で素人感の残る画像の方がユーザーに受け入れられることも多いので、作業効率だけを重視してテンプレート画像を多用するのは避けた方がいいでしょう。
今回の内容がSNSマーケティングに取り組んでいる方の参考になれば幸いです。
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執筆者:AutoPilotAcademy編集部
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監修者:小池英樹
AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。