Instagramのアルゴリズムと対策。ストーリーズや発見タブに投稿を表示させるにはどうすべき?

Instagramのアルゴリズムと対策。ストーリーズや発見タブに投稿を表示させるにはどうすべき?

2010年にリリースされたInstagramのユーザー数は、現在全世界で10億人以上。ビジネスアカウント(企業アカウント)の数も1,500万を超えており、もともとInstagramと相性が良いとされるファッションや美容、グルメ関連はもちろんのこと、IT、不動産、金融保険といった幅広い業種の企業が集客・販促に役立てています。

そうしたなかでライバル他社との競争を勝ち抜き、リーチ数やフォロワー数を伸ばしていくためには、アルゴリズム(投稿の表示順を決める仕組み)への正しい理解が欠かせません。今回はInstagramを利用しているソーシャルメディアマーケティングの担当の方へ向けて、Instagramのアルゴリズムの基本と対策方法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

Instagramのミッションとアルゴリズムの関係

Instagramのアルゴリズムを理解するにあたって、まず押さえておきたいのが、Instagramが掲げているミッションとの関係性です。

運用元であるMeta社のWebサイトにも記載されているとおり、Instagramのミッションは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」こと。

友人・知人をより身近に感じ、自分自身の興味関心とダイレクトに向き合うことで、インスピレーションを得られるコミュニティを提供するというのが、ソーシャルメディアとしてのInstagramの基本スタンスです。

その一方、2010年にリリースされた当初のInstagramのフィードは、単純な時系列で表示されていました。利用者数と写真・動画の数が増えてくると、当然ながら埋もれる投稿も多くなり、2016年時点ではユーザーに閲覧されずに終わったフィードの数が約70%、フォロワー登録などユーザーと親しい関係にあるアカウントの投稿についても、全体の約50%が見逃されてしまうという状況に陥っていました。

リリース当初のInstagramはフレッシュな情報を提供することにフォーカスした結果、前述のミッションとソーシャルメディアとしての実態、利用状況が乖離してしまっていたというわけです。

こうした状況を打開するために生まれたのが、現在のInstagramのアルゴリズム。「大切な人」、「大好きなこと」とユーザー1人ひとりを結びつけるために、具体的にどんな仕組みが敷かれているのか、4つの機能別に見ていきましょう。

フィード&ストーリーズのアルゴリズムと対策

フィードとストーリーズは、親しい友人のアカウントやフォローしているハッシュタグの投稿をチェックする際に頻繁に使われる機能です。いずれもユーザーの関心度(Interest)と、アカウント管理者との親密度(Relationship)の2つが重要なファクターとして設定されています。

フィードについては、この2つのファクターにリリース当初からの重要指標である鮮度(Timeliness)を加えた3つの総合評価で表示順が決まるというのが基本的な仕組み。評価が高い投稿ほどフィード枠の上部へ表示されます。

一方のストーリーズについてはもともと24時間限定表示の機能なので、鮮度は加味されません。関心度ならびに親密度の高い投稿が左側から順に表示されるという形です。

運営元が2021年にブログで公開した情報によると、関心度の具体的なシグナルは、いいね!や保存、コメントの回数、滞在時間、プロフィールタップの数など。親密度については、直近数週間のうちにユーザーとの間でコメントをやりとした回数と頻度が重要なシグナルになるとされています。

こうした点をトータルに考えると、フィードとストーリーズで表示順位を上げるためには、まずターゲットとなるユーザーのペルソナを描き、興味関心を掘り下げたうえで、コンテンツのテーマ、コンセプト、トーンに一貫性を持たせること。

そのうえでユーザーからコメントが届いた際は、その内容を問わず(たとえネガティブな意見でも)スピーディーかつ真摯に対応することがポイントになるはずです。

その際1点だけ注意したいのは投稿の頻度。現在のInstagramのフィード、ストーリーズはユーザーに新しい発見、より多角的な情報を提供する観点から、同じアカウントの投稿が連続して表示されない仕様になっています。リーチ数を伸ばそうとするあまり、短時間のうちに大量に投稿したりするのは避けたほうがいいでしょう。

発見タブのアルゴリズムと対策

アプリ画面下部の虫眼鏡アイコンをタップすることで、ユーザーがフォローしていないアカウントの投稿が一覧表示される発見タブ。Instagramを利用している企業側にとっては、新しいユーザーとの出会いの場、新規フォロワーを獲得するための重要なタッチポイントです。

発見タブへの表示については、いいね!や保存、コメントの回数に加え、ユーザーが投稿を閲覧してからリアクション(インタラクション)を起こすまで時間も重要なシグナルになると言われています。リアクションの総数が同じなら、原則としてはよりスピーディーに行動を喚起した投稿の方が優先的に表示されるというわけです。

このため、メッセージがテキストに依存する投稿、たとえばWebサイトの商品紹介ページから画像を切り抜き、テキスト本文で機能やデザイン、価格などを長々と説明するような投稿は適していません。

大切なのは、「瞬時で伝わる」こと。食品を取り扱う企業のアカウントなら立ち上る湯気や水滴、彩りといったシズル感のあふれるクリエイティブ。アパレル関連ならターゲットと同世代のモデルのコーディネート例などがおすすめです。

あわせて投稿者とユーザーの間で過去にやりとりがあったかどうかもシグナルの1つになので、ユーザーからのコメントにはやはり迅速に対応するよう心がけましょう。

リールタブのアルゴリズムと対策

Instagramのリールは、縦型のショートムービーを手軽に投稿・視聴できる機能です。2020年8月のリリース当初から人気を集め、2021年8月のアップデートによって投稿できる動画の尺がそれまでの最大30秒から60秒まで延長されました。

機能のコンセプトとしてユーザーに新しい発見やサプライズ、エンターテインメントを提供することに主眼が置かれており、リールタブに表示されるのは、ユーザーがフォローしていないアカウントからのコンテンツが大部分を占めます。

表示順のシグナルとしては、過去に動画を視聴したユーザーのいいね!の数やコメント、フィードバック内容、完全視聴率(最後まで動画を視聴したユーザーの割合)など。さらにこれらに加え、インタラクションとして、どれだけのユーザーが動画の音源ページへ遷移したか(=どれくらいの人が制作意欲をかき立てられたか)という点も重要なシグナルになるようです。

おのずと投稿者側としては、60秒という枠のなかでテーマや構成、テンポ、BGMに細かく気を配り、質の高い動画に仕上げる必要があるでしょう。そういった点で前述のフィードやストーリーズ、発見タブと比べると、対策としての難易度はやや高いと言えるかもしれません。

今回の内容がみなさまの参考になれば幸いです。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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