これから始めるSNSマーケティング。最初のプラットフォームはどのソーシャルメディアを選ぶべき?

これから始めるSNSマーケティング。最初のプラットフォームはどのソーシャルメディアを選ぶべき?

市場調査を手がけるリサーチステーション合同会社(東京都渋谷区)によると、2021年時点における全世界のSNSマーケティングの市場規模は約3,870億円。

日本国内でも「北欧、暮らしの道具店」、「土屋鞄製造所」といった人気ブランドをはじめ、多くの企業がソーシャルメディアを自社の認知度アップやファンの囲い込み、販路拡大に役立てています。

一方、これから本格的にSNSマーケティングをスタートする企業の担当者のなかには、最初のプラットフォームとしてどのソーシャルメディアを選ぶべきか頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はそうした方へ向けて、いわゆる4大ソーシャルメディア(Facebook、Twitter、Instagram、LINE)それぞれの特徴とメリットをご紹介していきます。

4大ソーシャルメディアの特徴とメリット

1.Facebook

2006年に一般向けにリリースされたFacebookの利用者数は、全世界約30憶人。この数字は今回取り上げる4つのなかで最も大きく、文字どおりSNSの代名詞の存在です。2021年には運営元が社名を変更し、メタバース(インターネット上の仮想空間)を軸として事業を展開していくと発表したことでも話題となりました。

そんなFacebookの特徴は、広告配信におけるターゲティング精度の高さ。もともと実名登録制が原則のソーシャルメディアということもあり、年齢、性別、居住地、勤務先といったユーザープロフィールをそのまま広告の配信条件として設定できます。

おのずと広告の無駄打ちを抑えやすく、あるリサーチによると、平均コンバージョン率が9%以上に達したという驚くべきデータも。加えて日本国内では30代から40代のミドルエイジのユーザーが多く、ビジネスと親和性が高いのもFacebookの特性の1つです。

そうした一方、広告フォーマットやアプリの機能、UIに仕様変更が多く、キャッチアップに相応の労力がかかってしまうのがネック。また、ここ2~3年はたびたび個人情報の取り扱いが問題視されており、ユーザー離れを指摘する声も少なくないようです。

2.Twitter

Facebookと同じ2006年にリリースされたTwitterの利用者数は全世界約3憶3,000万人。日本国内ではFacebookのユーザー数を上回る約4,500万人に利用されています。

4大ソーシャルメディアのなかでは最も拡散性に優れ、投稿の内容次第では短時間で10万人単位のユーザーがリツイートすることも珍しくありません。

テキスト主体のSNSなので投稿1件あたりの情報量という点ではFacebookやInstagramに劣るものの、情報のリアルタイム性を重視する場合、大多数のユーザーにいち早くリーチしたい場合には非常に適したプラットフォームだと思います。

加えて、プロモ広告、テイクオーバーなど広告メニューも充実しており、大阪市のあるネット印刷会社はTwitter広告の配信を通じてWebサイトのアクセス数を3倍以上に伸ばしました。

ただし、アカウント登録時に性別や誕生日の入力が必須でなく、匿名のユーザーも多いため、前述のFacebook広告のようなターゲティング精度は見込めないでしょう。

3.Instagram

Instagramのユーザー数は全世界約10憶人。日本国内ではとりわけ若年層の間で人気が高く、10代・20代の女性の約7割がInstagramを利用していると言われています。若い女性向けのアパレル商材やコスメ、グルメといった商材を取り扱う企業にとっては、うってつけのプラットフォームと言えるでしょう。

加えて、写真・動画・テキストを組み合わせて1件の投稿に盛り込める情報量が多いうえ、ハッシュタグキャンペーンやユーザーアンケート、24時間限定のストーリーズなど、多彩な機能が用意されているのもInstagramの特徴です。

レシピ動画やグルメニュースを配信するWebメディア「macaroni」(株式会社トラストリッジ)は、こうしたInstagramの機能を活用することで、150万人以上のフォロワーを獲得しています。

4.LINE

最後に紹介するLINEは全世界約1億8,900万人の利用者のうち、約47%となる8,900万人を日本国内のユーザーが占めているSNSです。

LINEの公式アカウント(ビジネスアカウント)には、メッセージやチャットのほか、販促機能やLINEコール機能、自動応答機能が付いており、クーポンを配信したり、ユーザーと直接ビデオ通話したりすることが可能。届けたい情報を手早くダイレクトに発信できることから、行政や自治体の情報インフラとしても活用されています。

そうした一方、チャットアプリとして利用しているユーザーも非常に多く、発信する情報の内容・頻度によっては即座にブロックされてしまうケースもあるようです。

結局どれを選ぶべき?

ここまで4大ソーシャルメディアについてご紹介してきましたが、SNSマーケティングにおける最初のプラットフォームとしては、結局のところどれが適しているのでしょうか?

できることなら4つのソーシャルメディアすべてでアカウントを開設し、それぞれの機能や広告を組み合わせながらアプローチしていくのがベストではありますが、予算も人出も限られる中小企業にとっては簡単なことではありません。筆者の見解としてはまず、Instagramから始めるのがおすすめです。

前述のとおりInstagramはクリエイティブの選択肢が広いうえ編集機能もシンプルで使いやすく、テキストと複数の写真、動画を組み合わせることで大量の情報を発信できます。

加えて、広告に関しても実名登録制のFacebookと同じ配信エンジンが使われているためターゲティング精度が高く、その他、ユーザーの特性や動向、アップデートの頻度などを含めてみても、これといって大きなデメリットは見当たりません。

もちろん各ソーシャルメディアとの相性は、業種や商材によって変わってくるので一概には言えないものの、まずはInstagramからスタートし、SNSマーケティングの費用対効果を検証しながら、少しずつ他のソーシャルメディアへと手を広げていくのがいいのではないでしょうか。

今回の内容がみなさまの参考になれば幸いです。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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