日本でmixiというSNSが大人気だった頃、海外で使われていたのは今とは比べ物にならないほど機能の少ないFacebookでした。
著者を含めて当時海外在住の日本人は早くからFacebookに慣れ親しんできましたが、当初はmixiのほうが圧倒的に楽しく使いやすかったため、日本人の間では普及には懐疑的な声も。
ところがやはり英語圏発祥のサービスの拡大は圧倒的で、現在では月間27億人のアクティブユーザーを抱えるモンスターSNSになっています。
となればWebマーケティングでも利用したいところですが、ほとんどの人は個人で使っているFacebookを事業に使うとなると意外と躓く方が多いようです。
そこで今回はビジネスでFacebookを使うための「Facebookページ」の作り方を解説しますので、是非最後までご覧ください。
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Facebookページとは?
Facebook(以下FB)を使っている方なら「イイネのリクエスト」というのを受け取ったことがあるのではないでしょうか。
多くはお店や企業、サークルなどのものでFBでは個人ページの他に「Facebook内でのホームページ」のようなものを作ることが可能です。
大企業から個人事業主、飲食店や小売店など様々な業種の方々がページを作って仕事に活用しています。
イイネやフォローをしてもらえると、その時点からそのユーザーに対して自分たちのFBページの投稿が表示されるようになるので、自社の製品やサービスを知ってもらうのに最適です。
若者のFB離れという話もありますが、逆に言えば全体的にユーザーの年齢層が高く、高い購買力や決定権を持っている人が多いのも特徴です。また、若者でもビジネス感度が高い層はFBを利用していることも多く、この面からもビジネスに使うのに相性の良いSNSと言えます。
Facebookページを実際に作ってみよう
せっかくですから、ここでは「パイロットラーメン」というラーメン屋さんのFBページを作ると仮定して作業を見ていきましょう。
まずはFBホームの左上のメニューから「ページ」をクリックします。
続いて出てきたメニュー下部の「+新しいページを作成」をクリック。
するとすぐに作成画面に遷移します。左側にページ名、カテゴリ、詳細を入れると右側のプレビュー画面にすぐ反映されるのでわかりやすいでしょう。
入力したら、右上のスマホボタンを押してみるとスマホで見た場合のプレビューが見られますので確認しておきましょう。
FBは特にスマホから見るユーザーが多いので、こちらも重要です。
入力が完了したら左下の「Facebookページを作成」ボタンをクリック。
画像の追加や文章の編集は後でもできるのでご安心ください。
するとカバー写真とプロフィール写真をアップロードする欄が出てくるので、ここではフリー素材の写真を入れていました。
すでにいい感じのホームページ風に仕上がっていますよね。
FB自体の見た目を使えるので簡単にかっこよく作れるのも魅力です。
スマホビューはこちら。
画像が変なところ切れたりする場合もあるので確認しながら進めていきましょう。
写真が入れられたら左下の保存ボタンをクリックすると、とりあえずFBページは完成です。
このままでは情報が足りないので、「情報入力と設定」を進めていきます。
Webサイトや、営業時間など必要なものを入力していきましょう。
せっかく作ったページですから、多くの人に見てもらえるように、「いいね!」のリクエストをしましょう。
すべてのFB上の友達に送ることもできますし、選ぶ事もできます。
これはあまり頻繁にやっていると嫌われてしまうので、注意しつつリクエストを送ります。
この時点でFBページは完成です。
後は日々ラーメンの写真を投稿したり、新メニューの情報を投稿したりと言った運用をしていくことになります。
ここまでで所要時間は30分ほど。
実際の見え方はこんな形になります。
30分で作ったとは思えないほどのクオリティですよね。SNSを利用する大きなメリットの一つです。
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Facebookページは作っただけではダメ?
実に簡単にできてしまいましたが、ここはゴールではなくスタートです。twitterやInstagramなどのSNSと同じく、ここからの運用のほうが重要になります。
最初に気をつけるべきポイントとしては、
・プロフィール文章の最適化
・画像を魅力的なものに
・ペルソナに刺さる投稿をしていく
などが挙げられます。
プロフィール文章の最適化
すべてのSNS運用で言えることですが、プロフィールは圧倒的に重要です。
短すぎては情報不足ですし、長すぎても読んでもらえません。最適な長さで、伝えたいことを伝えきれるプロフィール文章を目指しましょう。
各SNSの運用に成功しているアカウントを見ているとわかりますが、みなさん何度もプロフィール文章を更新されています。
いきなり最高のものは作れませんから、日々試行錯誤していくことが重要と言えるでしょう。
画像を魅力的なものに
カバーやプロフィール画像も重要です。今回のラーメン屋さんのような場合は商品の写真自体が強いので比較的選びやすいと言えますが、これが見た目が地味な製品やサービスの場合は選び方がより重要になります。
製品の写真なのか、イメージなのか、イラストなのか。こちらも最適解を探していくことになりますが、当然ながら商材のイメージと一致するもの、ページの統一感を損なわないものを選ぶ必要があります。
人間がビジュアルから受け取る情報量はとても大きいので、是非最高の画像を見つける、もしくは作ってしまいましょう。
ペルソナに刺さる投稿をしていく
ペルソナとは「典型的なユーザー像」のことですが、自分のお店に来てくれそう、もしくは来てほしいお客様像を思い描き、その人がお店に来たくなるような投稿を心がけます。
ダイエット中の人にこってりラーメンを推すのはもはや嫌がらせですし、食べざかりの学生にヘルシーラーメンは刺さらないですよね。
徹底的にペルソナを磨き上げて、そこにめがけた投稿をします。
FBページの管理画面からはインサイトと言って、どれだけの人数に表示されたか、見てもらえたか、イイネされたかという分析用のデータも表示されますので、どういった投稿が人気だったのかを調べつつ、日々改善を重ねていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はFBページの作り方と、基本的なチェックポイントをご紹介してきました。
他のSNSと同様に運用方法に正解はなく、永遠のPDCAが求められる難しい分野でもありますが、匿名性が低くリアルでの友人ともつながっているFBは筆者の経験上でもコンバージョンしやすい傾向にあります。
本稿を参考に是非FBページを開設、運用をしていただければ幸いです。
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執筆者:AutoPilotAcademy編集部
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監修者:小池英樹
AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。