Facebook Liveとは?売れるFacebook Liveの始め方を徹底解説

Facebook Liveとは?売れるFacebook Liveの始め方を徹底解説

YouTubeは「個人が動画を作って配信する」という文化を世界中に広めました。

今では小さな子供から、お年寄りまで動画で大成功する人物が出てきています。またその一方で、「生配信」というトレンドも大きくうねっています。

従来はテレビやラジオでしか実現できなかった全世界への生中継というコンテンツを誰もが実行できるようになりました。

今や生配信はトレンドとなり、様々なプラットフォームでの利用が可能になっていますが、今回は特にビジネス感度の高い人が集まっていると言われるFacebookでの生配信についてご紹介していきます。

Facebook Liveの基本的な部分から、注意点まで網羅的に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

Facebook Liveとは?始め方は?

Facebookといえばいわゆる古参のSNSとして、30代以上の方にとってはメインやそれに近い位置のSNSとして有名です。

そのコンテンツは主にテキスト、写真、動画などでしたが、生配信のトレンドを受けてFacebookでも生配信になったのが、Facebook Liveです。

そもそもは一部の人しか利用ができない制限があったのですが、現在ではすべてのユーザーが使えるようになっています。

単純なSNSとしての流行り廃りとして言えば、お世辞にもメインストリームとはいいづらい状況ではありますが、ビジネス感度の高い世代が利用している場合が多く、個人でも企業でもビジネスについての生配信を行うことで、効率良く潜在顧客にリーチできる可能性があります。

どうやって始めるのか

始め方は至って簡単で、Facebookのメインページの投稿欄の下にボタンがあります。(下図参照)

ここから画面の指示に従って進めていけば誰でも簡単に生配信を行うことが可能です。

すでにかなりの人が利用しているサービスですので、自分が生配信をしたことがなくても、自分のタイムラインで知り合いの生配信を見かけたことがある人は多いでしょう。

新型コロナショック以降急激に普及したZOOMの会議画面をFacebook Liveに流し込むことも可能で、会議内容をシェアするために利用する方も多くいます。

Facebook Liveのメリット

では多くのプラットフォームが存在する中でFacebook Liveを使うメリットは何なのでしょうか。

生配信に限らずSNSを利用するときはそれぞれの特性やメリット・デメリットを理解して最適なプラットフォームを選ぶことが重要です。

Facebookのメリットとしてあげられるのは、

・ユーザー数がとても多い
・ユーザーの質が高い(ビジネス的な意味で)
・もともとの知り合いに直接届く
・動画コンテンツとしてライブ動画を残すことができる

などなど。

先述の通りFacebookはSNSの中では古参にあたります。その分膨大なユーザー数を抱えている上に年齢層が高いのでビジネス感度も可処分所得も高い傾向にあるためビジネスにはピッタリです。

年齢層が高いのは確かですが、一方で若者でもビジネス感度の高い方々は積極的に利用しています。近年流行りの「オンラインサロン」もプラットフォームとしてFacebookを利用していることが多いので、そういったところからも感度の高い若者が流入してくるわけです。

また、原則実名制であることもユーザーの質を高めています。各所で荒れがちなインターネットの世界ですが、荒れるのはたいてい匿名性の高いSNSなどです。

twitterやYouTubeは匿名で複数のアカウントの作成が可能ですし、5ちゃんねるのような掲示板はそもそもアカウントが必要ないため、人間の悪い部分が出てしまいがちです。

Facebookはその名の通り、「顔がわかる実名」が原則とされているので、そうそう無礼な発言は出来ないので、比較的荒れにくいプラットフォームと言えます。

その実名制度の中で繋がっている「友達」は実際に面識がある人のケースが他のSNSより多いのも特徴で、当然コンテンツを発信したときに反応を得られやすい土壌であります。

こういったユーザー層としての特徴に加えて、古参である分ユーザーがFacebookの使い方に慣れているのも魅力です。

新しいプラットフォームで配信をしようとすると必ず、「それどうやって使うんですか?」といった類の質問が寄せられますので、ユーザーの多くが操作に慣れているFacebookは生配信を見てくれる人にとっても敷居が低いと言えます。

Facebook Liveを行うときの注意点

さて、ここまでの内容をざっくりまとめると、

誰でも簡単に質の良いユーザー層に生配信を届けることができる

のがFacebook Liveとなります。

ただ、そのせいか若干玉石混交になっているのも事実で、ビジネス的な目的を持ってFacebook Liveを行うならぜひ気をつけて置きたいポイントがあります。

ダラダラまとまりの無い生配信をしてしまうと、見てもらえないだけでなくブランド価値の毀損にも繋がりますので、生放送とはいえしっかりと作り込んだコンテンツとしてユーザーに届けることを心がけましょう。

気をつけるべきポイント

・必ずテスト配信をする
・生配信の前後は投稿を控える
・ユーザー目線に立ったコンテンツにする
・「生」感をだす
・第三者にチェックをしてもらう

テレビの生放送は膨大な人数のプロフェッショナルが支えてこそ成り立っていますが、Facebook Liveの場合は「少数の素人」で行うのでクオリティで及ぶべくもありませんが、最低限でも抑えておくべきポイントの一部がこれらになります。

必ずテスト配信をする

当たり前の話と思われるかも知れませんが、意外と見かけるのが「リハーサルなしで突然始めてしまう」配信です。

リハーサルとは話す内容や、動画のコンテンツだけでなく、カメラや音声など、すべての要素のテストをする場所です。

実際に筆者が見た例としては、画面の縦横の切り替えは配信開始後には出来ないことを知らずに始めてしまったために実際の配信は90度傾いた状態でされていた、など、リハーサルさえしておけば防げた簡単な失敗を犯してしまいます。

僕らが普段見ている「プロが作っているコンテンツ」のほとんどは入念なリハーサルを経て発信されています。素人が作るならなお力を入れるべきなのがテスト配信です。

もちろんそのテスト配信を他人に見せるわけには行きませんが、Facebook Liveにはきちんと、「自分だけに公開する」というモードがあるので、まずその状態でチェックして問題がないことを確認してから配信開始しましょう。

ライブの前後は投稿を控える

Facebook Liveは他の投稿より優先されて表示される傾向にあります。せっかく優先されているFacebook Liveの投稿の前後に別の投稿をしてしまうと、Facebook Liveが目立たなくなってしまいます。

もちろん生配信の告知は必要ですが、少なくとも前後2~3時間は空けるようにすると良いと言われています。

ユーザー目線に立ったコンテンツにする

生放送に限りませんが、ユーザー目線に立って、ユーザーにとって有益なコンテンツにすることが重要です。

面白い、カッコイイ、勉強になるなどその方向性は何でも構いませんが、インターネットの生配信は気軽に見られる反面、気軽に離脱されてしまいます。

せっかく見に来てくれたユーザーを手放さないためには、そもそもユーザーにとって有益な生配信にする必要があります。

ハリウッドの映画には、「開始から何分後にはこういったシーンを入れるべき」と言ったテンプレートが存在するそうですが、映画に限らず様々な動画コンテンツには「視聴者を飽きさせない工夫」がされていますので、プロの作品を見て勉強をするのも欠かせない作業の一つでしょう。

「生」感をだす

そもそもスポーツやニュースでない場合は、生放送より録画して編集したほうが見やすい動画になります。

人気のYouTuberは徹底的に余白部分をカットしてそのテンポの良さで見やすい動画にしているわけで、素人が生で話してそのテンポ感に敵うわけがありません。

そんな中で生配信をするわけですから、「生ならでは」の良さを使う必要があります。

速報性は生で配信している時点で達成していますが、もう一つ重要なのは「インタラクティブ(双方向)」であることです。

Facebook Liveではコメントやイイネなどのリアクションをリアルタイムでもらえますので、コメントでのリクエストにその場で応えてみたり、実際見てくれている人に話しかけてるなど、「生でしか不可能な」付加価値を入れていくのも重要です。

第三者にチェックをしてもらう

不慣れな人が見落としてしまうこのポイントですが、必ず現場にいる第三者に実際の配信画面をチェックしてもらいましょう。

できればパソコンやスマホ、タブレットといった複数環境でチェックしてもらうのがベストです。

生放送をしている本人がどう写っているかチェックしながら話すのはなかなか難しいものがありますし、カメラや音声のチェックをするのは事実上不可能です。

しっかり第三者に確認してもらいながら配信をすれば先述の「画面が90度傾く」といったトラブルもすぐに気づくことが出来ますし、構図のズレなども修正してもらえます。

あくまで「視聴者が見やすい」画面になっていることに心を砕きましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

生放送は編集も不要で、実時間で終わるので気軽に使っている人も多いのが現状ですが、その一方生放送できちんとしたコンテンツを作るのは実はとても難易度が高いものです。

マーケティングの一環として生配信が欠かせないファクターの一つになった今、本稿を少しでも読者の皆様の生配信のクオリティ向上に役立てていだければ幸いです。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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