今さら聞けないFacebook広告とInstagram広告の違い、共通点とは?

今さら聞けないFacebook広告とInstagram広告の違い、共通点とは?

Meta社が運営するソーシャルメディア・FacebookとInstagramのユーザー数は、両者あわせてのべ39憶3,000万人にのぼります。

全世界の人口のおよそ2人に1人が利用しており、日本国内でもFacebookで友人の近況をチェックしたり、毎日のようにInstagramを使って趣味やショッピングの情報収集をしたりしている人は少なくありません。

マーケティング担当者のなかには、Facebook広告やInstagram広告を使って集客や販路拡大を図りたいという方も多いはずです。

そこで気になるのが、両者の違い。

もちろん潤沢な資金があれば、FacebookとInstagramの両方に広告予算を投入するのがベストではありますが、多くの中小・ベンチャー企業にとって簡単なことではありません。

中長期的に成果をあげるためには、それぞれどんな特徴があるのか正しく理解し、自社にマッチする広告プラットフォームを見極める必要があります。

ということで、今回のテーマはFacebook広告とInstagram広告の違い&共通点。それぞれどんな点で異なるのか、共通する要素は何なのか、5つの切り口でひも解いていきます。ぜひ参考にしてみてください。

1.ユーザー数

まずは広告ターゲットの母体となるユーザー数から見ていきましょう。

冒頭でも触れたとおり、Facebookのユーザー数約29憶3,000万人に対し、Instagramのユーザー数は約10憶人。現状では約3倍の開きがあり、単純により多くの人へ広告を届けたいのなら、Facebook広告に軍配が上がります。

ただし、Facebookは2018年に起きた個人情報流出事件が世界中のメディアで取り上げられたことをきっかけにユーザー数が伸び悩み、2022年2月にはサービス開始以来初となる減少を記録しました。日本国内でも、若年層を中心に他のソーシャルメディアへ乗り換えるユーザーが少なくありません。

一方、Instagramは運営会社こそ同じものの、Facebookのようにネガティブな報道がされることはほとんどなく、右肩上がりでユーザー数を伸ばし続けています。2016年にリリースされたストーリーズ、2019年のリールといった新機能も、大多数のユーザーから好評を得ているようです。

3倍もの開きがある以上、両者のユーザー数が逆転するのはまだまだ先にはなると思いますが、少なくともここ2~3年を見る限り、Instagramは順調に成長を続けているソーシャルメディア、一方のFacebookは衰退期にあるソーシャルメディアだと言えそうです。

2.利用者の年代と性別

次に日本国内における利用者の年代と性別を見ていきましょう。

ソーシャルメディアの運営支援事業を手がける株式会社ガイアックス(東京都千代田区)が2022年に行った調査によると、Facebookの年代別ユーザー数は30代が第1位。第2位に40代が続きます。また、30代のユーザーのうち男性が占める割合は52%、40代では58%となっています。

一方のInstagramは20代が最も多く、次に10代、30代と続きます。男性の占める割合は、20代が41%、10代が42%、30代が38%です。

以前から多くのWebメディアなどで指摘されているとおり、「Facebookはミドルクラスの男性ユーザーが多く、Instagramは若年層の女性ユーザーが主流」というのは、このデータからも間違いありません。

単純な割合だけで見れば、平均水準程度の経済力がある男性をメインターゲットとする商材ならFacebook広告、若年層の女性向けの商材ならInstagram広告が向いています。

3.アプリの利用目的

続いてはアプリの利用目的です。

アライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区)が行ったソーシャルメディアユーザーのリサーチによると、Facebookの利用目的の第1位は「友人との会話」(25%)、第2位が「趣味や好きなことの情報収集」(24%)、第3位が「世の中のニュースチェック」(20%)となっています。

一方、Instagramでは、「趣味や好きなことの情報収集」が第1位(29%)となっており、これは4大ソーシャルメディアのなかでも最も高い数値です。次に「世の中のニュースチェック」(19%)、「友人との会話」(14%)が続きます。

Facebookについてはそれぞれの割合が僅差なので一概には言えませんが、強いて傾向をまとめるとすれば、Facebookは人とつながりたい時、コミュニケーションしたい場合に利用するメディア。Instagramは自分の好きなこと、興味関心の高いことに集中、没入するためのメディアと位置付けられるでしょう。

4.広告フォーマットと配信面

広告フォーマットと配信面については、基本的に両者大きな違いはありません。Facebook広告、Instagram広告ともに画像、動画、カルーセルといった複数のフォーマットが用意されており、それぞれのフィード(タイムライン)やストーリーズ、リールに広告が配信されます。

また、Facebook広告とInstagram広告は共通の配信エンジンが使われているため、ターゲティング設定(コアオーディエンス、カスタムオーディエンスなど)も同じです。

そうしたなかで1つ違いをあげるとすれば、入稿できるテキストの文字数が異なります。Facebookの画像広告はテキストが合計195文字(メインテキスト125文字+見出し40文字+説明文30文字)に制限されているのに対し、Instagram広告では最大2,200文字のキャプションを入稿できます。

ボリュームに配慮する必要はありますが、商品・サービスの強みや魅力をより詳細に伝えたいのなら、Instagram広告の方が向いているかもしれません。

5.料金と相場

料金についてはFacebook、Instagramともに1ドルから出稿でき、口座振替やクレジットカードPayPalでの支払いに対応しています。

一方、広告費の相場については若干異なり、クリック単価はFacebook広告が1クリック100円~200円前後なのに対し、Instagramは1クリック40円~100円前後。

インプレッション単価は、Facebook広告が1,000インプレッションにつき100円~500円前後、Instagram広告が1,000インプレッションにつき200円~600円前後といわれています。

ただし、これらはあくまで参考値であり、それぞれ商材のタイプや広告の運用方法で単価が変わってくることを考えると、そう大きな違いはないでしょう。

結局どちらを選ぶべき?

これは筆者個人としての見解ではありますが、これからソーシャルメディア広告の運用を始める場合は、Instagram広告から始めるのがおすすめです。

ここまで見てきたとおり、ユーザー離れの進むFacebookに対し、Instagramは依然としてシェア拡大傾向にあります。また、趣味・好きなことの情報収集をするというユーザーの特性も、広告と非常に相性が良いからです。

まずはInstagram広告を基本のプラットフォームとし、たとえば、ビジネス向けの商材や高単価の男性向け嗜好品などを販売する場合のみ、予算を絞ってFacebook広告を利用してみるのがいいのではないでしょうか。

今回の内容がみなさまの参考になれば幸いです。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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