【初心者向け】ブログのアクセス数を伸ばす超基と、今すぐ使える3つの応用テクニック

【初心者向け】ブログのアクセス数を伸ばす超基本と、今すぐ使える3つの応用テクニック

オウンドメディアを中心としたコンテンツマーケティングの市場規模は年間500憶円以上。コンサルティングやコンテンツ制作の外注費まで加えると、年間3,000億円を超えると言われています。

業種・規模を問わず、多くの企業がブログ配信を通じて認知度アップやブランディング強化を図るなか、読者を獲得していくのは簡単なことではありません。実際のところ「何を書いてもアクセス数が伸びない」、「PVが集まらない」という企業は少なくないようです。

そうした際は基本に立ち返ってみるのも1つ。今回はブログ記事を作成するにあたって基本となるステップをあらためて整理したうえで、アクセス数・PV数を伸ばすためのコツをひも解いていきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

ブログ記事を作成する際の基本ステップ

1.ターゲットとテーマを決める

最初のステップは、ターゲット&テーマ決めです。自社の認知度アップ、イメージ改善などブログ記事の目的を念頭に置いて、誰に何を伝えるのか明確に定めましょう。

ターゲット設定に関しては、自社の事業のメインターゲットにあわせてペルソナ(人物像)を作成するのが一般的。年齢、性別といった定量的な情報に加え、趣味、家族構成、ライフスタイルといった定性的な情報まで細かく想定しておくことで、記事の方向性やコンセプトを見出しやすくなります。

一方のテーマに関しては、特に制限はありません。自社の存在を広く知ってもらいたいのなら、経営者やミッション・ビジョンについて紹介するのも1つ。リード獲得、販路拡大といったより具体的な成果を目指す場合は、発売間近の新商品を紹介するのもいいでしょう。

ただし、記事のテーマが自社の事業やビジネスモデルとあまりにも乖離してしまうと、マーケティング施策、ブランディング施策としての効果が薄くなるので、読んだ人に具体的にどんなアクションをとって欲しいのか、それが会社にどんなメリットをもたらすのか念頭に置いて設定するのが大切です。

2.キーワードを決める

ブログ記事のターゲットとテーマが定まったら、それに沿って対策キーワード(検索上位表示を狙うキーワード)を決めましょう。

この際ポイントとなるのは、複数のキーワードを組み合わせること。たとえば、「マーケティング」や「不動産」といった単一キーワードに含まれる意味はあまりにも多く、検索エンジン上でも無数のWebページがヒットします。

さらに、こうしたある意味で抽象的なキーワードで検索したユーザーが具体的に何を求めているのか特定するのはほぼ不可能であり、記事を上位表示させてアクセス数を伸ばすのも困難を極めます。

一方で「マーケティング ツール 選び方」、「不動産 世田谷区 賃貸 相場」といったように、3つないし4つのキーワードを組み合わせれば、ヒットするページ(=競合)が一定数に絞られるうえ、検索ユーザーのニーズを見定めたうえで、マッチする内容の記事を作成しやすくなるでしょう。

3.記事を作成する

続いてはいよいよ記事の作成ですが、ターゲットとテーマ、対策キーワードが決まったからといって、いきなり書き始めるのは避けましょう。

とりわけ文章作成に慣れていない方の場合、いきなり書き出してしまと文脈や言い回しが雑になったり、トピックスが増えすぎたりして、結果的に記事の趣旨が伝わりにくくなってしまうケースがあるからです。

まずは記事の対象キーワードに沿って記事に盛り込む要素(ネタ)を洗い出し、全体の構成を整えましょう。たとえばキーワードが前述の「マーケティング ツール 選び方」なら、ネタの候補としては、マーケティングにおけるツールの有効性、選ぶ際の注意点、ツールを導入した企業の成功事例など。

これらを中見出し(=h2タグ。※h1タグは記事全体の大見出し、h3タグは小見出し)として振り分け、大まかな文字数を割り振っておくのがおすすめです。

今すぐ使える3つの応用テクニック

続いては応用編として、ブログのアクセス数を伸ばすための3つのテクニックをご紹介します。

1.最初のうちはプレスリリース型orリサーチ型から

上記のとおりブログ記事のテーマに制限はないものの、ブログを始めて間もなく、オウンドメディア全体のトラフィックが小さいうちは、プレスリリース型もしくはリサーチ型の記事から作成していくのがおすすめです。

1つめのプレスリリース型とは文字どおり、新商品の販売開始や他社とのアライアンスといった自社のトピックスをブログ記事化したもの。企業のオフィシャルな情報発信という形をとるため、ニュースメディアや他社のブログで紹介されやすい(=外部からのアクセスが得やすい)という特性があります。

一方のリサーチ型とは、顧客に対するアンケートや市場調査の結果をまとめた記事のこと。こちらも引用元として参照されやすく(被リンクを獲得しやすく)、メディア全体としてのアクセス数を伸ばすのに効果的です。

2.内部リンクで回遊性を高める

記事の本数がある程度増えてきたら、それぞれのページ内に他記事へのリンクを貼りましょう。「〇〇についてもっと詳しく知りたい方はこちら」、「以下の記事もあわせて参考にしてみてください」といった形で内部リンクを設置することによって、読者の回遊性が高まり、メディア全体としてのアクセス数アップが見込めるからです。

もちろんその際は、記事の内容を理解する妨げとならないよう、自然に誘導するのが大事。ブログの文章表現における間の取り方、読みやすいリズムのつくり方についは、以下の記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

https://www.autopilotacademy.jp/web-writing-rule/

3.メルマガやSNSと組み合わせる

メルマガやSNSと組み合わせて運用していくのも、ブログ記事のアクセス数を増やすうえで有効な方法の1つ。対策キーワード上の競合が多く、Googleなどでの検索上位獲得が難しい場合も、メルマガ内の記事やTwitterアカウントに導線を置くことによってダイレクトなアクセス増加が見込めます。

コンテンツマーケティングの成功事例として取り上げられることが多いサントリー、クラシコム(北欧、暮らしの道具店)といった企業では、オウンドメディアと並行して公式メールマガジン、公式SNSアカウントを運営し、お互いを連携させることで大きな成果をあげています。

今回の内容をぜひお役立てください。

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

執筆者:AutoPilotAcademy編集部

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監修者:小池英樹

監修者:小池英樹

AutoPilotAcademy[オートパイロットアカデミー] CEO 小池英樹 新潟市のマーケター(36歳)。新潟県新潟市生まれ、新潟市育ち、上智大学卒。 2011年にRutuboを設立、カネなし、コネなし、ノウハウなしの状況から独立。ヨドバシカメラで購入したホームページ作成ツール「Bind」を手元に事業開始。 顧客ゼロ・無収入の状態から販売促進を学び、中小企業300社以上のオンライン集客支援に携わる。顧客は日本全国及びに海外で活躍する日系企業に及ぶ。 顧客企業の集客支援も手掛ける傍ら、AutoPilotAcademyでは、培ってきた集客のノウハウを伝えている。 顧客獲得に苦心するスモールビジネスオーナーのためのオンライン集客のバイブルを作ることを目標としている。

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